海 歌詞 長渕剛 ふりがな付

俺おれの背中せなかで力ちから果はてたお前まえの指ゆびがすべりおち
ゆっくりとゆっくりとシェードランプに灯ひをともす
白しろい肌はだが悲かなしいほどにシーツに溶とけてく
お前まえの顔かおひきよせてそっと口くちづけた

俺おれは今いま 月つきが落おちた波打なみうち際ぎわに立たち
愛あいする覚悟かくごを一歩いっぽづつふみしめてる
「嘘うそだろう?」ってあの時とき 聞きけなかったのは
互たがいの寂さびしさをわかってたからだ

夜よるの海うみに俺おれの過去かこを沈しずめたら
明日あしたからお前まえと二人ふたりで生いきよう

身動みうごきすると逃にげてくようにお前まえは震ふるえた
乱みだれた髪かみ俺おれの両手りょうてで強つよく受うけ止とめた
にぎりしめた二ふたつの罪つみ 素すっ裸ぱだかの胸むねに抱だき
23Fホテルの部屋へや苦くるしい夜よるが降ふってた

俺おれは今いま 月つきが落おちた波打なみうち際ぎわに立たち
愛あいされる覚悟かくごを一歩いっぽづつふみしめてる
こなごなに砕くだけ散ちる波なみのしぶきが舞まい
あの時ときの俺おれの胸ずるさに突つき刺ささる

夜よるの海うみに俺おれの過去かこを沈しずめたら
明日あしたからお前まえと二人ふたりで生いきよう

夜よるの海うみに俺おれの過去かこを沈しずめたら
明日あしたからお前まえと二人ふたりで生いきよう