夢ゆめは辛からいし お酒さけは苦にがい
ましてあんたを 偲しのぶ夜よるは
隣となりの椅子いすが 淋さびしいよ
ハァー 泣ないてみたってナァー
ハァー 帰かえれないのさ 赤あかい爪つめ
酔ようほどせつない この胸むねに
ひと節ふしこぼれる 故里くにの唄うた
ハァー はるか彼方かなたは
相馬そうまの空そらかョ
きっとあんたも 酒場さかばの隅すみで
ひとり飲のんでる 頃ころだろう
寒さむさに背中せなか まるくして
ハァー 夢ゆめとあんたをナァー
ハァー かけた秤はかりに 泣ないている
最終さいしゅう列車れっしゃが 遠とお去さかる
夜更よふけの酒場さかばは 雨あめん中なか
ハァー こぶしきかせてナァー
ハァー 唄うたう故郷こきょうの 新しん相馬そうま
淋さびしくなるたび 想おもい出だす
あんたの心こころが ふる里さとよ
夢yumeはha辛karaいしishi おo酒sakeはha苦nigaいi
ましてあんたをmashiteantawo 偲shinoぶbu夜yoruはha
隣tonaりのrino椅子isuがga 淋sabiしいよshiiyo
ハァhaaー 泣naいてみたってitemitatteナァnaaー
ハァhaaー 帰kaeれないのさrenainosa 赤akaいi爪tsume
酔yoうほどせつないuhodosetsunai このkono胸muneにni
ひとhito節fushiこぼれるkoboreru 故里kuniのno唄uta
ハァhaaー はるかharuka彼方kanataはha
相馬soumaのno空soraかkaョxyo
きっとあんたもkittoantamo 酒場sakabaのno隅sumiでde
ひとりhitori飲noんでるnderu 頃koroだろうdarou
寒samuさにsani背中senaka まるくしてmarukushite
ハァhaaー 夢yumeとあんたをtoantawoナァnaaー
ハァhaaー かけたkaketa秤hakariにni 泣naいているiteiru
最終saisyuu列車ressyaがga 遠too去saかるkaru
夜更yofuけのkeno酒場sakabaはha 雨ameんn中naka
ハァhaaー こぶしきかせてkobushikikaseteナァnaaー
ハァhaaー 唄utaうu故郷kokyouのno 新shin相馬souma
淋sabiしくなるたびshikunarutabi 想omoいi出daすsu
あんたのantano心kokoroがga ふるfuru里satoよyo