粉雪こなゆきの舞まい踊おどる 寒かんの殿戸とのどの下した
匂におやかな妖気ようき立たつ 陰かげに潜ひそみし影かげ
魔まの物ものに魅入みいられし 人ひとの形かたちの鬼おに
殺陣さつじんは血ちで煙けむり 屍かばねは山やまと成なる
魂たましい亡なくした 虚うつろな器うつわ 玉虫色たまむしいろの 幻まぼろしに包つつみて (鬼おに斬きり忍法にんぽう)
咲さいた側そば 散ちりぬるは 邪気じゃきを孕はらみし花はな
嫋たおやかな魔性ましょうの力ちから 病やみを飲のみ込こむ闇やみ
魂たましい亡なくした 虚うつろな器うつわ 玉虫色たまむしいろの 幻まぼろしに包つつみて (鬼おに斬きり忍法にんぽう)
二ふたつに裂さいても 微塵みじんに刻きざめど 内うちから外そとから 鬼おには潜ひそみ入いる
人ひとの弱よわさ故ゆえ 懐柔かいじゅうさるるが 己おのれが魂たましいで 打うち砕くだけ鬼おにを
粉雪konayukiのno舞maいi踊odoるru 寒kanのno殿戸tonodoのno下shita
匂nioやかなyakana妖気youki立taつtsu 陰kageにni潜hisoみしmishi影kage
魔maのno物monoにni魅入miiられしrareshi 人hitoのno形katachiのno鬼oni
殺陣satsujinはha血chiでde煙kemuりri 屍kabaneはha山yamaとto成naるru
魂tamashii亡naくしたkushita 虚utsuろなrona器utsuwa 玉虫色tamamushiiroのno 幻maboroshiにni包tsutsuみてmite (鬼oni斬kiri忍法ninpou)
咲saいたita側soba 散chiりぬるはrinuruha 邪気jakiをwo孕haraみしmishi花hana
嫋taoやかなyakana魔性masyouのno力chikara 病yaみをmiwo飲noみmi込koむmu闇yami
魂tamashii亡naくしたkushita 虚utsuろなrona器utsuwa 玉虫色tamamushiiroのno 幻maboroshiにni包tsutsuみてmite (鬼oni斬kiri忍法ninpou)
二futaつにtsuni裂saいてもitemo 微塵mijinにni刻kizaめどmedo 内uchiからkara外sotoからkara 鬼oniはha潜hisoみmi入iるru
人hitoのno弱yowaさsa故yue 懐柔kaijuuさるるがsaruruga 己onoreがga魂tamashiiでde 打uちchi砕kudaけke鬼oniをwo