ハミングバード 歌詞 須澤紀信 ふりがな付

僕ぼくが始はじまった時ときから 諦あきらめムード ただ呼吸こきゅうして
どうせ期待外きたいはずれだったろう
ため息いきさえもし飽あきてるんだ

右みぎも左ひだりもわかりゃしないのに
嘘うそつきが笑わらう「正解せいかいはこちらです」
いいさ どう転ころんだってニセモノ
僕ぼくの世界せかいは回まわってるんだよ

見落みおとしてしまうほど
きっかけは些細ささいなものだったんだけど
微かすかでも届とどいたんだ
もう少すこし早はやく君きみに会あえたら良よかった

ハミングバード 君きみのその声こえが世界せかいを変かえるよ
ハミングバード 闇やみを壊こわして 遥はるか遠とおくへ

嘘うそがキレイに剥はがされて
初はじめてなんだ 心こころがほころぶ
何なにか良よくない事ことの前触まえぶれ
それでも良いいさ 風かぜに溺おぼれたい

世界せかいのどこかにきっと
巨人きょじんも妖精ようせいも存在そんざいしていて
地図ちずにもない場所ばしょで僕ぼくらを待まってる
そんな夢ゆめも良いいな

ハミングバード 君きみのその声こえが夢ゆめを運はこぶよ
ハミングバード どんな言葉ことばも太刀打たちうちできない

鳥とりかごの中なかで泣なき喚わめいてたのは
僕ぼくの方ほうだったよ 孤独こどくを餌えさにして
閉とじ篭こもったまんま飢うえてゆく予定よていを
ものの見事みごとに書かき換かえられた

歪ゆがんだ空そらも 君きみのおかげさ 青あおく澄すんでる

ハミングバード 君きみのその声こえが世界せかいを変かえるよ
ハミングバード 闇やみを壊こわして 遥はるか遠とおくへ