夜よるの国道こくどう雨あめまじりの霧きりの中なかを
二人ふたり乗のせた車くるまが走はしって行いく
雨あめの音おとに消けされながら別わかれ話ばなし
男おとこの口くちからこぼれる
愛あいの終おわりはいつでも燃もえ尽つきたマッチの軸じくさ
一度いちどつけば激はげしく燃もえあたたかくつつみこみ
そして燃もえ尽つきてしまえばはかなく消きえる
街まちの灯あかり雨あめに煙けむり、遠とおくに見みえ
何故なぜか二人ふたりの間あいだあらわすよう
流ながれてくるラジオを消けしたその男おとこは
まるで過去かこをのがれようとしている
行いきかう車くるまのライトが女おんなの横顔よこがおてらし
まるで幕まくがおりた時ときのピエロの顔かおのようさ
いつも楽たのしませ終おわれば涙なみだもみせる
愛あいの終おわりはいつでも去さり行いく女おんなの素顔すがお
ひとつひとつこわれてゆく砂すなの器うつわのようさ
そして流ながれてしまえばあるまいものを
夜yoruのno国道kokudou雨ameまじりのmajirino霧kiriのno中nakaをwo
二人futari乗noせたseta車kurumaがga走hashiってtte行iくku
雨ameのno音otoにni消keされながらsarenagara別wakaれre話banaしshi
男otokoのno口kuchiからこぼれるkarakoboreru
愛aiのno終oわりはいつでもwarihaitsudemo燃moえe尽tsuきたkitaマッチmatchiのno軸jikuさsa
一度ichidoつけばtsukeba激hageしくshiku燃moえあたたかくつつみこみeatatakakutsutsumikomi
そしてsoshite燃moえe尽tsuきてしまえばはかなくkiteshimaebahakanaku消kiえるeru
街machiのno灯akari雨ameにni煙kemuりri、遠tooくにkuni見miえe
何故nazeかka二人futariのno間aidaあらわすようarawasuyou
流nagaれてくるretekuruラジオrajioをwo消keしたそのshitasono男otokoはha
まるでmarude過去kakoをのがれようとしているwonogareyoutoshiteiru
行iきかうkikau車kurumaのnoライトraitoがga女onnaのno横顔yokogaoてらしterashi
まるでmarude幕makuがおりたgaorita時tokiのnoピエロpieroのno顔kaoのようさnoyousa
いつもitsumo楽tanoしませshimase終oわればwareba涙namidaもみせるmomiseru
愛aiのno終owaりはいつでもrihaitsudemo去saりri行iくku女onnaのno素顔sugao
ひとつひとつこわれてゆくhitotsuhitotsukowareteyuku砂sunaのno器utsuwaのようさnoyousa
そしてsoshite流nagaれてしまえばあるまいものをreteshimaebaarumaimonowo