転ころがる石いしを 蹴飛けとばした
遠とおい昔むかしに 飛とんでった
酒さけでおふくろ 泣なかしてた
憎にくい親父おやじが そこにいる
石いしころ ころころ抱だいてみる 抱だいてみる
時ときの流ながれに 丸まるくなる
まん丸まる石いしと 割われ硝子がらす
うしろ向むかずに 逃にげ出だした
がんこ親父おやじの げんこつは
石いしの固かたさに よく似にてる
石いしころ ころころ知しっている 知しっている
俺おれが泣なき虫むし だったこと
月夜つきよの石いしに つまづいた
なぜか恋こいしく 泣なけてくる
父ちちの背中せなかは でっかくて
俺おれはやっぱり 越こえられぬ
石いしころ ころころ蹴けってみる 蹴けってみる
遠とおい親父おやじの 音おとがする
転koroがるgaru石ishiをwo 蹴飛ketoばしたbashita
遠tooいi昔mukashiにni 飛toんでったndetta
酒sakeでおふくろdeofukuro 泣naかしてたkashiteta
憎nikuいi親父oyajiがga そこにいるsokoniiru
石ishiころkoro ころころkorokoro抱daいてみるitemiru 抱daいてみるitemiru
時tokiのno流nagaれにreni 丸maruくなるkunaru
まんman丸maru石ishiとto 割waれre硝子garasu
うしろushiro向muかずにkazuni 逃niげge出daしたshita
がんこganko親父oyajiのno げんこつはgenkotsuha
石ishiのno固kataさにsani よくyoku似niてるteru
石ishiころkoro ころころkorokoro知shiっているtteiru 知shiっているtteiru
俺oreがga泣naきki虫mushi だったことdattakoto
月夜tsukiyoのno石ishiにni つまづいたtsumaduita
なぜかnazeka恋koiしくshiku 泣naけてくるketekuru
父chichiのno背中senakaはha でっかくてdekkakute
俺oreはやっぱりhayappari 越koえられぬerarenu
石ishiころkoro ころころkorokoro蹴keってみるttemiru 蹴keってみるttemiru
遠tooいi親父oyajiのno 音otoがするgasuru