時計とけいの針はりが動うごくたび引ひき裂さかれていた
二ふたつの影かげを結むすぶ線せん 今いま 描えがこう
ポケット入いれてるこの手てと憂鬱ゆううつを出だしたら
後うしろ姿すがた こぼれるように差さし出だされた
小ちいさな手て その手て 深ふかく握にぎれば伝つたう
心こころの奥おくのほう
壊こわれてみえて 言葉ことばにならなくても
手てと手ての中なかにあるもの
そう 気付きづけば忘わすれてたよ
むしろ気付きづくことを恐おそれていた
「声こえ、表情ひょうじょう」 景色けしきのようで
小ちいさな手て その手て 深ふかく握にぎれば伝つたう
心こころは雨あめのよう
流ながれて枯かれて 笑顔えがおが咲さかなくても
手てと手ての中なかにあるもの
悟さとるすべての感情かんじょう 雫しずくとなって落おちた
見みえるよ…見みえるよ
聞きこえる…響ひびくよ「声こえ、表情ひょうじょう」
小ちいさな手て その手て 深ふかく握にぎれば伝つたう
心こころの壁かべの向むこう
叩たたいて吠ほえてあれだけ届とどかなかったのに
手てと手ての中なかにあるもの
言葉ことばも目めも合あわなくていい
手てを繋つなげばいい
時計tokeiのno針hariがga動ugoくたびkutabi引hiきki裂saかれていたkareteita
二futaつのtsuno影kageをwo結musuぶbu線sen 今ima 描egaこうkou
ポケットpoketto入iれてるこのreterukono手teとto憂鬱yuuutsuをwo出daしたらshitara
後ushiろro姿sugata こぼれるようにkoboreruyouni差saしshi出daされたsareta
小chiiさなsana手te そのsono手te 深fukaくku握nigiればreba伝tsutaうu
心kokoroのno奥okuのほうnohou
壊kowaれてみえてretemiete 言葉kotobaにならなくてもninaranakutemo
手teとto手teのno中nakaにあるものniarumono
そうsou 気付kiduけばkeba忘wasuれてたよretetayo
むしろmushiro気付kiduくことをkukotowo恐osoれていたreteita
「声koe、表情hyoujou」 景色keshikiのようでnoyoude
小chiiさなsana手te そのsono手te 深fukaくku握nigiればreba伝tsutaうu
心kokoroはha雨ameのようnoyou
流nagaれてrete枯kaれてrete 笑顔egaoがga咲saかなくてもkanakutemo
手teとto手teのno中nakaにあるものniarumono
悟satoるすべてのrusubeteno感情kanjou 雫shizukuとなってtonatte落oちたchita
見miえるよeruyo…見miえるよeruyo
聞kiこえるkoeru…響hibiくよkuyo「声koe、表情hyoujou」
小chiiさなsana手te そのsono手te 深fukaくku握nigiればreba伝tsutaうu
心kokoroのno壁kabeのno向muこうkou
叩tataいてite吠hoえてあれだけetearedake届todoかなかったのにkanakattanoni
手teとto手teのno中nakaにあるものniarumono
言葉kotobaもmo目meもmo合aわなくていいwanakuteii
手teをwo繋tsunaげばいいgebaii