ヘッド・ライトに 浮うかんで消きえて
女おんながひとり 歩あるいていた
どこへ行いくのと 男おとこが聞きけば
両手りょうてににぎった 指輪ゆびわを見みせて
私わたしの彼かれが 見みえないの
夜霧よぎりの中なかで 女おんながひとり
恋こいにまよって 泣ないていた
ヘッド・ライトに 浮うかんで消きえて
蝶々ちょうちょうのような 女おんながひとり
どうして泣なくのと 男おとこが聞きけば
わたしは小舟こぶね ゆれる心こころで
涙なみだの泉いずみ わたるのよ
瞳ひとみをとじた 女おんながひとり
色いろあでやかに 燃もえていた
ヘッド・ライトに 浮うかんで消きえて
炎ほのおのような 女おんながひとり
どこへ行いくのと 男おとこが聞きけば
古ふるい手紙てがみを 風かぜにちぎって
死しんでわたしは 月つきになる
夜明よあけの中なかで 女おんながひとり
フランス人形にんぎょう 抱だいていた
ヘッドheddo・ライトraitoにni 浮uかんでkande消kiえてete
女onnaがひとりgahitori 歩aruいていたiteita
どこへdokohe行iくのとkunoto 男otokoがga聞kiけばkeba
両手ryouteににぎったninigitta 指輪yubiwaをwo見miせてsete
私watashiのno彼kareがga 見miえないのenaino
夜霧yogiriのno中nakaでde 女onnaがひとりgahitori
恋koiにまよってnimayotte 泣naいていたiteita
ヘッドheddo・ライトraitoにni 浮uかんでkande消kiえてete
蝶々chouchouのようなnoyouna 女onnaがひとりgahitori
どうしてdoushite泣naくのとkunoto 男otokoがga聞kiけばkeba
わたしはwatashiha小舟kobune ゆれるyureru心kokoroでde
涙namidaのno泉izumi わたるのよwatarunoyo
瞳hitomiをとじたwotojita 女onnaがひとりgahitori
色iroあでやかにadeyakani 燃moえていたeteita
ヘッドheddo・ライトraitoにni 浮uかんでkande消kiえてete
炎honooのようなnoyouna 女onnaがひとりgahitori
どこへdokohe行iくのとkunoto 男otokoがga聞kiけばkeba
古furuいi手紙tegamiをwo 風kazeにちぎってnichigitte
死shiんでわたしはndewatashiha 月tsukiになるninaru
夜明yoaけのkeno中nakaでde 女onnaがひとりgahitori
フランスfuransu人形ningyou 抱daいていたiteita