狭せまい校庭こうていのフェンスの脇わき
咲さいてた花はなの名前なまえ なんて言いったっけ?
みんな知しらなくて調しらべたんだ
僕ぼくの植物しょくぶつ図鑑ずかん 片隅かたすみに載のってた
忘わすれることって便利べんりだと思おもう
クラスメイトの誰だれかまで
どこかに消きえてしまったよ
やさしい記憶きおくなんて あやふやで
これ以上いじょう 僕ぼくのこと傷きずつけはしない
悲かなしいことは きっと勘違かんちがい
人ひとに聞きいたのを信しんじ込こんだだけ
終おわったことなんか終おわったままでいいよ
夏なつの教室きょうしつの日差ひざしの中なか
窓際まどぎわの君きみのこと いつも盗ぬすみ見みた
何なにも言いい出だせず 秋あきになって
やがて心こころの花はなも枯かれてしまったよ
覚おぼえてないのは悲かなしいからだろう
過すぎた月日つきひの思おもいやり
あの日ひの自分じぶんは嫌きらいだ
ホントの記憶きおく どこかぼんやりと
切せつないベールで守まもってくれてる
真実しんじつなんてどうだっていいことなのか?
人ひとはそう過去かこを美化びかしてしまうよ
未来みらいはいつだって上書うわがきのためにある
やさしい記憶きおくなんて あやふやで
これ以上いじょう 僕ぼくのこと傷きずつけはしない
大事だいじなことは ある日ひ 振ふり向むけば
ほんの一瞬いっしゅんだけ 思おもい出だすものさ
どうでもいいことなんかどこにもないと知しった
狭semaいi校庭kouteiのnoフェンスfensuのno脇waki
咲saいてたiteta花hanaのno名前namae なんてnante言iったっけttakke?
みんなminna知shiらなくてranakute調shiraべたんだbetanda
僕bokuのno植物syokubutsu図鑑zukan 片隅katasumiにni載noってたtteta
忘wasuれることってrerukototte便利benriだとdato思omoうu
クラスメイトkurasumeitoのno誰dareかまでkamade
どこかにdokokani消kiえてしまったよeteshimattayo
やさしいyasashii記憶kiokuなんてnante あやふやでayafuyade
これkore以上ijou 僕bokuのことnokoto傷kizuつけはしないtsukehashinai
悲kanaしいことはshiikotoha きっとkitto勘違kanchigaいi
人hitoにni聞kiいたのをitanowo信shinじji込koんだだけndadake
終oわったことなんかwattakotonanka終oわったままでいいよwattamamadeiiyo
夏natsuのno教室kyoushitsuのno日差hizaしのshino中naka
窓際madogiwaのno君kimiのことnokoto いつもitsumo盗nusuみmi見miたta
何naniもmo言iいi出daせずsezu 秋akiになってninatte
やがてyagate心kokoroのno花hanaもmo枯kaれてしまったよreteshimattayo
覚oboえてないのはetenainoha悲kanaしいからだろうshiikaradarou
過suぎたgita月日tsukihiのno思omoいやりiyari
あのano日hiのno自分jibunはha嫌kiraいだida
ホントhontoのno記憶kioku どこかぼんやりとdokokabonyarito
切setsuないnaiベbeールruでde守mamoってくれてるttekureteru
真実shinjitsuなんてどうだっていいことなのかnantedoudatteiikotonanoka?
人hitoはそうhasou過去kakoをwo美化bikaしてしまうよshiteshimauyo
未来miraiはいつだってhaitsudatte上書uwagaきのためにあるkinotameniaru
やさしいyasashii記憶kiokuなんてnante あやふやでayafuyade
これkore以上ijou 僕bokuのことnokoto傷kizuつけはしないtsukehashinai
大事daijiなことはnakotoha あるaru日hi 振fuりri向muけばkeba
ほんのhonno一瞬issyunだけdake 思omoいi出daすものさsumonosa
どうでもいいことなんかどこにもないとdoudemoiikotonankadokonimonaito知shiったtta