君きみは目めを伏ふせる 乾かわいた血ちの足跡あしあと
途切とぎれることなく どこまでも続つづく
幻まぼろしの花はな 闇夜やみよに開ひらく 晒さらされた背徳はいとく
濡ぬれた指ゆびは震ふるえていた
今いまはこのまま流ながれて
全すべてを壊こわす時ときまで
過すぎるまま 溶とけてゆく 沈しずんでゆく
満みたされた躯からだから ただこぼれてゆく
君きみは手てを染そめた 乾かわいた血ちの塊かたまり
雨あめに刻きざまれて 空そらに舞まい上あがる
かける指先ゆびさき 戸惑とまどう気配けはい
目めに映うつるのは 君きみの戸惑とまどい
引ひき金がねを引ひく
乾かわいてゆく
崩くずれてゆく
decay and decadence
precipitation
君kimiはha目meをwo伏fuせるseru 乾kawaいたita血chiのno足跡ashiato
途切togiれることなくrerukotonaku どこまでもdokomademo続tsuduくku
幻maboroshiのno花hana 闇夜yamiyoにni開hiraくku 晒saraされたsareta背徳haitoku
濡nuれたreta指yubiはha震furuえていたeteita
今imaはこのままhakonomama流nagaれてrete
全subeてをtewo壊kowaすsu時tokiまでmade
過suぎるままgirumama 溶toけてゆくketeyuku 沈shizuんでゆくndeyuku
満miたされたtasareta躯karadaからkara ただこぼれてゆくtadakoboreteyuku
君kimiはha手teをwo染soめたmeta 乾kawaいたita血chiのno塊katamari
雨ameにni刻kizaまれてmarete 空soraにni舞maいi上aがるgaru
かけるkakeru指先yubisaki 戸惑tomadoうu気配kehai
目meにni映utsuるのはrunoha 君kimiのno戸惑tomadoいi
引hiきki金ganeをwo引hiくku
乾kawaいてゆくiteyuku
崩kuzuれてゆくreteyuku
decay and decadence
precipitation