潜ひそんだ影かげに君きみが漂ただよって僕ぼくを誘さそうから間まが指さしただけ
別べつにそんなつもりなんて無なかったのに君きみが誘さそうから
魚さかなの水みずを得えたように顔かおを寄よせる
君きみじゃなくて焦あせりをまやかす事ことも振ふりも
もう意味いみが無ないな
指ゆびを伝つたう飛沫しぶきが脈打みゃくうつ
僕ぼくはもういいよ
透すき通とおるように纏まとう月明つきあかり
僕ぼくを暴あばくから
明めいと暗あんの隙間すきまで顔かおを隠かくせ
逃にげ場ばの無ない光ひかりを躱かわして
口くちを塞ふさぐ事ことも要いらないな
せめて月つきが欠かければ空むなしいこの夜よるに
皮肉ひにくでも言いえたのに。
目覚めざめた時ときは既すでに遅おそくて
「ここは何処どこなの?誰だれか助たすけてよ」
都合つごうのいい人ひとだな貴方あなたも
これで終おわり
次つぎはもう無ない
後うしろ髪かみを靡なびかせたままで僕ぼくは水みずに帰かえる
潜hisoんだnda影kageにni君kimiがga漂tadayoってtte僕bokuをwo誘sasoうからukara間maがga指saしただけshitadake
別betsuにそんなつもりなんてnisonnatsumorinante無naかったのにkattanoni君kimiがga誘sasoうからukara
魚sakanaのno水mizuをwo得eたようにtayouni顔kaoをwo寄yoせるseru
君kimiじゃなくてjanakute焦aseりをまやかすriwomayakasu事kotoもmo振fuりもrimo
もうmou意味imiがga無naいなina
指yubiをwo伝tsutaうu飛沫shibukiがga脈打myakuuつtsu
僕bokuはもういいよhamouiiyo
透suきki通tooるようにruyouni纏matoうu月明tsukiaかりkari
僕bokuをwo暴abaくからkukara
明meiとto暗anのno隙間sukimaでde顔kaoをwo隠kakuせse
逃niげge場baのno無naいi光hikariをwo躱kawaしてshite
口kuchiをwo塞fusaぐgu事kotoもmo要iらないなranaina
せめてsemete月tsukiがga欠kaければkereba空munaしいこのshiikono夜yoruにni
皮肉hinikuでもdemo言iえたのにetanoni。
目覚mezaめたmeta時tokiはha既sudeにni遅osoくてkute
「ここはkokoha何処dokoなのnano?誰dareかka助tasuけてよketeyo」
都合tsugouのいいnoii人hitoだなdana貴方anataもmo
これでkorede終oわりwari
次tsugiはもうhamou無naいi
後ushiろro髪kamiをwo靡nabiかせたままでkasetamamade僕bokuはha水mizuにni帰kaeるru