二人ふたりの足跡あしあと
降ふり続つづく白しろに消きえてく
溶とけてはくれない 想おもい出でひとつ
肩かたにまた、はらりと落おちて
微かすかな吐息といきや
薄うすれてく 君きみの体温たいおん
遠とおざかってゆく 熱ねつと等ひとしく
想おもいも冷さめれば 楽らくだったのに
悲かなしみを隠かくすような 笑顔えがおが痛いたくて
優やさしい嘘うそに 気付きづけないまま 掌てのひらは離はなれた
君きみに逢あいたい
記憶きおくの中なかさえも
雪ゆきに染そめられてしまう前まえに
繋つないだ指先ゆびさきに残のこった
熱ねつは消きえないよ
代かわりなどなくて
溶とけた涙なみだは虹にじに消きえてゆく
月つきが眠ねむった日ひの朝あさには
乱反射らんはんしゃする白銀はくぎんの雪ゆきが
変かえてゆく
冷つめたい孤独こどくや 想おもい焦こがれた日々ひびさえも
二度にどと咲さかない 花はなを待まつ事ことでは
止とまる時間じかんさえ動うごかせない
あの日ひの 君きみの待まつ所ところへ
駆かけて戻もどれたら 何度なんどだっていい
今いまの僕ぼくが消きえ去さったとしても
君きみに逢あいたい
記憶きおくの中なかさえも
雪ゆきに染そめられてしまう前まえに
繋つないだ指先ゆびさきに残のこった
君きみの温ぬくもりを
色褪いろあせない様ように
一人ひとり、枯かれた声こえで歌うたうから
君きみが
君きみが
君きみがいない
真まっ白しろな世界せかいで
ひとつ
ひとつ
踏ふみしめよう
雪ゆきを虹にじに変かえて
二人futariのno足跡ashiato
降fuりri続tsuduくku白shiroにni消kiえてくeteku
溶toけてはくれないketehakurenai 想omoいi出deひとつhitotsu
肩kataにまたnimata、はらりとhararito落oちてchite
微kasuかなkana吐息toikiやya
薄usuれてくreteku 君kimiのno体温taion
遠tooざかってゆくzakatteyuku 熱netsuとto等hitoしくshiku
想omoいもimo冷saめればmereba 楽rakuだったのにdattanoni
悲kanaしみをshimiwo隠kakuすようなsuyouna 笑顔egaoがga痛itaくてkute
優yasaしいshii嘘usoにni 気付kiduけないままkenaimama 掌tenohiraはha離hanaれたreta
君kimiにni逢aいたいitai
記憶kiokuのno中nakaさえもsaemo
雪yukiにni染soめられてしまうmerareteshimau前maeにni
繋tsunaいだida指先yubisakiにni残nokoったtta
熱netsuはha消kiえないよenaiyo
代kaわりなどなくてwarinadonakute
溶toけたketa涙namidaはha虹nijiにni消kiえてゆくeteyuku
月tsukiがga眠nemuったtta日hiのno朝asaにはniha
乱反射ranhansyaするsuru白銀hakuginのno雪yukiがga
変kaえてゆくeteyuku
冷tsumeたいtai孤独kodokuやya 想omoいi焦koがれたgareta日々hibiさえもsaemo
二度nidoとto咲saかないkanai 花hanaをwo待maつtsu事kotoではdeha
止toまるmaru時間jikanさえsae動ugoかせないkasenai
あのano日hiのno 君kimiのno待maつtsu所tokoroへhe
駆kaけてkete戻modoれたらretara 何度nandoだっていいdatteii
今imaのno僕bokuがga消kiえe去saったとしてもttatoshitemo
君kimiにni逢aいたいitai
記憶kiokuのno中nakaさえもsaemo
雪yukiにni染soめられてしまうmerareteshimau前maeにni
繋tsunaいだida指先yubisakiにni残nokoったtta
君kimiのno温nukuもりをmoriwo
色褪iroaせないsenai様youにni
一人hitori、枯kaれたreta声koeでde歌utaうからukara
君kimiがga
君kimiがga
君kimiがいないgainai
真maっxtu白shiroなna世界sekaiでde
ひとつhitotsu
ひとつhitotsu
踏fuみしめようmishimeyou
雪yukiをwo虹nijiにni変kaえてete