狂くるいなく季節きせつはくりかえし 新あたらしい冬ふゆがまた来くる
凍こおりつくような空気くうきに包つつまれ 今日きょうもめまぐるしく僕ぼくは暮くらす
明あけ方がたの濡ぬれた道みちに車くるまを 停とめてひとりで目めを閉とじ
少すこしだけ懐なつかしい 夢ゆめを見みた 僕ぼくが走はしる夢ゆめを
どうしても君きみを失うしないたくない 胸むねの奥おくから叫さけんでる
戻もどることのない流ながれの中なかで 心燃こころもやした人ひとだから
窓まどに落おちる雪ゆきの粒つぶは はかなく溶とけてなくなり
人気ひとけのない交差点こうさてんを並ならんで歩あるく二人ふたりが見みえる
恋こいじゃなくなることは 人ひとを裏切うらぎることになるのか
愛あいを貫つらぬくことの結果けっかは ひとつなのか
どうしても君きみを失うしないたくない 胸むねの奥おくから叫さけんでる
戻もどることのない流ながれの中なかで 心燃こころもやした人ひとだから
同おなじ涙なみだを流ながしあえる かけがえのない人ひとよ
どうか強つよく手てをとりあおう つらい時ときは泣なけばいい
二人ふたりのことに蓋ふたをして生いきるとか 激はげしく憎にくみあって忘わすれるとか
僕ぼくらの行いき先さきがどこかに あるはずだ
どうしても君きみを失うしないたくない 胸むねの奥おくから叫さけんでる
戻もどることのない流ながれの中なかで 心燃こころもやした人ひとだから
いつかいっしょに海うみに行いこう 波なみの音おとを聞ききたい
あの日ひの砂すなの上うえで踊おどろう 過すぎゆく日々ひびに手てを振ふって
追憶ついおくのかけらは うっすらと白しろく 世界せかいを包つつんでいる
君きみは目覚めざめ出でかけてゆく 変かわらない街まちのひとごみの中なかに
狂kuruいなくinaku季節kisetsuはくりかえしhakurikaeshi 新ataraしいshii冬fuyuがまたgamata来kuるru
凍kooりつくようなritsukuyouna空気kuukiにni包tsutsuまれmare 今日kyouもめまぐるしくmomemagurushiku僕bokuはha暮kuらすrasu
明aけke方gataのno濡nuれたreta道michiにni車kurumaをwo 停toめてひとりでmetehitoride目meをwo閉toじji
少sukoしだけshidake懐natsuかしいkashii 夢yumeをwo見miたta 僕bokuがga走hashiるru夢yumeをwo
どうしてもdoushitemo君kimiをwo失ushinaいたくないitakunai 胸muneのno奥okuからkara叫sakeんでるnderu
戻modoることのないrukotononai流nagaれのreno中nakaでde 心燃kokoromoやしたyashita人hitoだからdakara
窓madoにni落oちるchiru雪yukiのno粒tsubuはha はかなくhakanaku溶toけてなくなりketenakunari
人気hitokeのないnonai交差点kousatenをwo並naraんでnde歩aruくku二人futariがga見miえるeru
恋koiじゃなくなることはjanakunarukotoha 人hitoをwo裏切uragiることになるのかrukotoninarunoka
愛aiをwo貫tsuranuくことのkukotono結果kekkaはha ひとつなのかhitotsunanoka
どうしてもdoushitemo君kimiをwo失ushinaいたくないitakunai 胸muneのno奥okuからkara叫sakeんでるnderu
戻modoることのないrukotononai流nagaれのreno中nakaでde 心燃kokoromoやしたyashita人hitoだからdakara
同onaじji涙namidaをwo流nagaしあえるshiaeru かけがえのないkakegaenonai人hitoよyo
どうかdouka強tsuyoくku手teをとりあおうwotoriaou つらいtsurai時tokiはha泣naけばいいkebaii
二人futariのことにnokotoni蓋futaをしてwoshite生iきるとかkirutoka 激hageしくshiku憎nikuみあってmiatte忘wasuれるとかrerutoka
僕bokuらのrano行iきki先sakiがどこかにgadokokani あるはずだaruhazuda
どうしてもdoushitemo君kimiをwo失ushinaいたくないitakunai 胸muneのno奥okuからkara叫sakeんでるnderu
戻modoることのないrukotononai流nagaれのreno中nakaでde 心燃kokoromoやしたyashita人hitoだからdakara
いつかいっしょにitsukaissyoni海umiにni行iこうkou 波namiのno音otoをwo聞kiきたいkitai
あのano日hiのno砂sunaのno上ueでde踊odoろうrou 過suぎゆくgiyuku日々hibiにni手teをwo振fuってtte
追憶tsuiokuのかけらはnokakeraha うっすらとussurato白shiroくku 世界sekaiをwo包tsutsuんでいるndeiru
君kimiはha目覚mezaめme出deかけてゆくkaketeyuku 変kaわらないwaranai街machiのひとごみのnohitogomino中nakaにni