放課後ほうかごの校庭こうてい 緋寒桜ひかんざくら
白しろいひざ かさぶたの両足りょうあし
鼻はなの奥おく 突つきぬける
冬ふゆの夢ゆめ その先さきにあるものを恐おそれてた
黄金おうごんの森もりとウージの音色ねいろ
わたしの頬ほおは
どうしてあんなに
凍こごえていたのだろう
暮くれていく毎日まいにちも止とめられず
怖こわいのはふくらんでいく乳房ちぶさ
胸むねをかき鳴ならす 砂埃すなぼこり
多分たぶん 全すべては からまって
風かぜに 押おされて 走はしってた
夕顔ゆうがお咲さいた 海うみまでの道みち
わたしの耳みみは
どうしてあんなに
凍こごえていたのだろう
黄金おうごんの森もりと ウージの音色ねいろ
わたしの頬ほおは どうしてあんなに
凍こごえていたのだろう
どうして あんなに 凍こごえていたのだろう
なだらかに巡めぐり こぼれ落おちる デイゴの涙なみだ
放課後houkagoのno校庭koutei 緋寒桜hikanzakura
白shiroいひざihiza かさぶたのkasabutano両足ryouashi
鼻hanaのno奥oku 突tsuきぬけるkinukeru
冬fuyuのno夢yume そのsono先sakiにあるものをniarumonowo恐osoれてたreteta
黄金ougonのno森moriとtoウuージjiのno音色neiro
わたしのwatashino頬hooはha
どうしてあんなにdoushiteannani
凍kogoえていたのだろうeteitanodarou
暮kuれていくreteiku毎日mainichiもmo止toめられずmerarezu
怖kowaいのはふくらんでいくinohafukurandeiku乳房chibusa
胸muneをかきwokaki鳴naらすrasu 砂埃sunabokori
多分tabun 全subeてはteha からまってkaramatte
風kazeにni 押oされてsarete 走hashiってたtteta
夕顔yuugao咲saいたita 海umiまでのmadeno道michi
わたしのwatashino耳mimiはha
どうしてあんなにdoushiteannani
凍kogoえていたのだろうeteitanodarou
黄金ougonのno森moriとto ウuージjiのno音色neiro
わたしのwatashino頬hooはha どうしてあんなにdoushiteannani
凍kogoえていたのだろうeteitanodarou
どうしてdoushite あんなにannani 凍kogoえていたのだろうeteitanodarou
なだらかにnadarakani巡meguりri こぼれkobore落oちるchiru デイゴdeigoのno涙namida