あの頃ころ あなたは 静しずかな声こえで 僕ぼくを叱しかった
「自分じぶんを愛あいせない人ひとは 他人たにんなど愛あいせない」と
無防備むぼうびな若わかさを 削けずり取とるように 生いきてた僕ぼくには
傷付きずつけている 自覚じかくなんてないまま あなたを傷付きずつけた
たよりない足取あしどりで夢ゆめを
懸命けんめいに 追おいかけてるつもりだった
それが夢ゆめに追おいかけられているって 知しりもしなかったんだ
あなたが僕ぼくを振ふり返かえる瞬間とき
滲にじむものが悲かなしみだけではなくて
ほんの少すこしだけでいいから 優やさしい気持きもちでいて欲ほしい
誰だれかを信しんじる 勇気ゆうきも余裕よゆうも 無なかった僕ぼくは
ひとりで過すごす淋さびしさを 孤独こどくだと履はき違ちがえた
何一なにひとつ失なくしていないのにいつも 何なにかを捜さがして
すぐ傍そばにある 大事だいじな真実もの 見落みおとし あなたに甘あまえてた
野放のばなしの青あおい春はるに咲さく
無邪気むじゃきな花はながいつか散ちっていくこと
もっと早はやく気付きづいていたら あなたを困こまらせなかったのに
あんなにも眩まぶしい微笑びしょうを
見みたことなど一度いちどもなかったから
あなただけを求もとめすぎてた 愛あいする真意いみなど解わからずに
...今いまでもこの胸痛むねいたむ人ひと
あのano頃koro あなたはanataha 静shizuかなkana声koeでde 僕bokuをwo叱shikaったtta
「自分jibunをwo愛aiせないsenai人hitoはha 他人taninなどnado愛aiせないsenai」とto
無防備muboubiなna若wakaさをsawo 削kezuりri取toるようにruyouni 生iきてたkiteta僕bokuにはniha
傷付kizutsuけているketeiru 自覚jikakuなんてないままnantenaimama あなたをanatawo傷付kizutsuけたketa
たよりないtayorinai足取ashidoりでride夢yumeをwo
懸命kenmeiにni 追oいかけてるつもりだったikaketerutsumoridatta
それがsorega夢yumeにni追oいかけられているってikakerareteirutte 知shiりもしなかったんだrimoshinakattanda
あなたがanataga僕bokuをwo振fuりri返kaeるru瞬間toki
滲nijiむものがmumonoga悲kanaしみだけではなくてshimidakedehanakute
ほんのhonno少sukoしだけでいいからshidakedeiikara 優yasaしいshii気持kimoちでいてchideite欲hoしいshii
誰dareかをkawo信shinじるjiru 勇気yuukiもmo余裕yoyuuもmo 無naかったkatta僕bokuはha
ひとりでhitoride過suごすgosu淋sabiしさをshisawo 孤独kodokuだとdato履haきki違chigaえたeta
何一nanihitoつtsu失naくしていないのにいつもkushiteinainoniitsumo 何naniかをkawo捜sagaしてshite
すぐsugu傍sobaにあるniaru 大事daijiなna真実mono 見落mioとしtoshi あなたにanatani甘amaえてたeteta
野放nobanaしのshino青aoいi春haruにni咲saくku
無邪気mujakiなna花hanaがいつかgaitsuka散chiっていくことtteikukoto
もっとmotto早hayaくku気付kiduいていたらiteitara あなたをanatawo困komaらせなかったのにrasenakattanoni
あんなにもannanimo眩mabuしいshii微笑bisyouをwo
見miたことなどtakotonado一度ichidoもなかったからmonakattakara
あなただけをanatadakewo求motoめすぎてたmesugiteta 愛aiするsuru真意imiなどnado解wakaらずにrazuni
...今imaでもこのdemokono胸痛muneitaむmu人hito