想おもい出では宝物たからものだね 見送みおくる駅えきに手てを振ふる影かげ
散ちりゆく桜さくらと共ともに夏なつを待またず都会人とかいびと
懐なつかしき故郷こきょうの友ともは少すこし悩なやんだその後あとで
自由じゆうを描えがく絵筆えふでをそっと置おいて父ちちとなる
桜さくら舞まうこの場所ばしょで貴方あなたらしさそのままに
どうかお元気げんきで旅立たびだちの切せつなさに
紛まぎれ込こむ貴方あなたへのこの小ちいさな玉響たまゆらの
涙なみだを今いま 桜さくらの下もとに埋うめてゆきます
いつか見みつけ出だして
さくらびと
幼おさない日ひ歌うたってくれた優やさしい唄うたが好すきでした
貴方あなたが紡つむいでくれた唄うたを携たずさえ母ははになる
すれ違ちがう人ひとは皆みんなきっと愛あいする者もの達たちの
哀かなしみ全すべてを拭ぬぐえはしなくても
「信しんじてる」それだけでどれほどに心強こころづよいのかを
知しっている 勇気ゆうきに変かわる 励はげましてくれる
そんなたおやかな
さくらびと
見上みあげた故郷こきょうの空そらは愛あいに満みちた想おもい出でが溢あふれてる
想omoいi出deはha宝物takaramonoだねdane 見送miokuるru駅ekiにni手teをwo振fuるru影kage
散chiりゆくriyuku桜sakuraとto共tomoにni夏natsuをwo待maたずtazu都会人tokaibito
懐natsuかしきkashiki故郷kokyouのno友tomoはha少sukoしshi悩nayaんだそのndasono後atoでde
自由jiyuuをwo描egaくku絵筆efudeをそっとwosotto置oいてite父chichiとなるtonaru
桜sakura舞maうこのukono場所basyoでde貴方anataらしさそのままにrashisasonomamani
どうかおdoukao元気genkiでde旅立tabidaちのchino切setsuなさにnasani
紛magiれre込koむmu貴方anataへのこのhenokono小chiiさなsana玉響tamayuraのno
涙namidaをwo今ima 桜sakuraのno下motoにni埋uめてゆきますmeteyukimasu
いつかitsuka見miつけtsuke出daしてshite
さくらびとsakurabito
幼osanaいi日hi歌utaってくれたttekureta優yasaしいshii唄utaがga好suきでしたkideshita
貴方anataがga紡tsumuいでくれたidekureta唄utaをwo携tazusaえe母hahaになるninaru
すれsure違chigaうu人hitoはha皆minnaきっとkitto愛aiするsuru者mono達tachiのno
哀kanaしみshimi全subeてをtewo拭nuguえはしなくてもehashinakutemo
「信shinじてるjiteru」それだけでどれほどにsoredakededorehodoni心強kokoroduyoいのかをinokawo
知shiっているtteiru 勇気yuukiにni変kaわるwaru 励hageましてくれるmashitekureru
そんなたおやかなsonnataoyakana
さくらびとsakurabito
見上miaげたgeta故郷kokyouのno空soraはha愛aiにni満miちたchita想omoいi出deがga溢afuれてるreteru