見上みあげれば 今日きょうも六月ろくがつが
街まちを湿しめらせて 景色けしきを溶とかしてゆく
届とどかない きみへの想おもいが
部屋へやに散ちらばって 片付かたづけられずにいる
僕ぼくを映うつす深ふかい瞳ひとみ 薬指くすりゆびのリング
きみ以外いがいは何なにも見みえないのに
最後さいごの恋こいと誓ちかえるような強つよい力ちからが
これまでの記憶きおくを全部塗ぜんぶぬり変かえてく
手てに触ふれたいよ きみの声こえを聞きいていたいんだ
柔やわらかい雨音あまおとの様ように 僕ぼくの中なかにきみが満みちてゆく
この恋こいに気付きづいてるはずさ
けれどきみの目めはあいつを探さがしている
雨あめの雫しずく 窓まどを伝つたう ポタリと手てに落おちた
明日あしたからも変かわらぬ空模様そらもよう
抑おさえ切きれない胸むねの熱ねつに気付きづかされるたび
苦くるしくて 悲かなしくて 崩くずれ落おちてゆく
愛あいしているよ いつまでも側そばで見みつめてたいよ
届とどかずに募つのる想おもいと 切せつないこの恋こいが雨あめになる
見上miaげればgereba 今日kyouもmo六月rokugatsuがga
街machiをwo湿shimeらせてrasete 景色keshikiをwo溶toかしてゆくkashiteyuku
届todoかないkanai きみへのkimiheno想omoいがiga
部屋heyaにni散chiらばってrabatte 片付kataduけられずにいるkerarezuniiru
僕bokuをwo映utsuすsu深fukaいi瞳hitomi 薬指kusuriyubiのnoリングringu
きみkimi以外igaiはha何naniもmo見miえないのにenainoni
最後saigoのno恋koiとto誓chikaえるようなeruyouna強tsuyoいi力chikaraがga
これまでのkoremadeno記憶kiokuをwo全部塗zenbunuりri変kaえてくeteku
手teにni触fuれたいよretaiyo きみのkimino声koeをwo聞kiいていたいんだiteitainda
柔yawaらかいrakai雨音amaotoのno様youにni 僕bokuのno中nakaにきみがnikimiga満miちてゆくchiteyuku
このkono恋koiにni気付kiduいてるはずさiteruhazusa
けれどきみのkeredokimino目meはあいつをhaaitsuwo探sagaしているshiteiru
雨ameのno雫shizuku 窓madoをwo伝tsutaうu ポタリpotariとto手teにni落oちたchita
明日ashitaからもkaramo変kaわらぬwaranu空模様soramoyou
抑osaえe切kiれないrenai胸muneのno熱netsuにni気付kiduかされるたびkasarerutabi
苦kuruしくてshikute 悲kanaしくてshikute 崩kuzuれre落oちてゆくchiteyuku
愛aiしているよshiteiruyo いつまでもitsumademo側sobaでde見miつめてたいよtsumetetaiyo
届todoかずにkazuni募tsunoるru想omoいとito 切setsuないこのnaikono恋koiがga雨ameになるninaru