"どうしよう"
泣なきべそをかいて帰かえってきた君きみを見みてつくづく僕ぼくら親子おやこだなって思おもった
赤あかく染そまった君きみの目め
"どうしたの"
その手て握にぎり尋たずねた頃ころには西日にしび入はいった僕ぼくの胸むね暖あたたかく窓まども喜よろこんで
洗濯物せんたくものは乾かわいていた
君きみと僕ぼくは同おなじ目めをしている
大都会だいとかいの波なみにもまれ
なんとなく日々ひびを過すごす僕ぼくの尻尾しっぽに火ひがついた
このまま煙けむりが出でて君きみが笑わらうなら良よいや
それが良よいや
僕ぼくらの夢ゆめは質素しっそなものに変かわり
質しつが良よく素敵すてきだなって
白しろい布ぬのに包つつまれた君きみを見みてたら思おもい出だしたんだあの日ひの長ながい夜よるの事こと
君きみの声こえが聞きこえて僕ぼくの尻尾しっぽに火ひがついたっけ
大都会だいとかいの波なみにもまれ
なんとなく日々ひびを過すごす僕ぼくの尻尾しっぽに火ひがついた
このまま煙けむりが出でて君きみが笑わらうなら良よいや
"おめでとう"
やっと君きみと
僕ぼくの元もと離はなれゆく君きみと
こうして居酒屋いざかやで乾杯かんぱいと言いえるようになった
"どうしよう"
赤あかく染そまった僕ぼくの目め
"どうしようdoushiyou"
泣naきべそをかいてkibesowokaite帰kaeってきたttekita君kimiをwo見miてつくづくtetsukuduku僕bokuらra親子oyakoだなってdanatte思omoったtta
赤akaくku染soまったmatta君kimiのno目me
"どうしたのdoushitano"
そのsono手te握nigiりri尋tazuねたneta頃koroにはniha西日nishibi入haiったtta僕bokuのno胸mune暖atataかくkaku窓madoもmo喜yorokoんでnde
洗濯物sentakumonoはha乾kawaいていたiteita
君kimiとto僕bokuはha同onaじji目meをしているwoshiteiru
大都会daitokaiのno波namiにもまれnimomare
なんとなくnantonaku日々hibiをwo過suごすgosu僕bokuのno尻尾shippoにni火hiがついたgatsuita
このままkonomama煙kemuriがga出deてte君kimiがga笑waraうならunara良yoいやiya
それがsorega良yoいやiya
僕bokuらのrano夢yumeはha質素shissoなものにnamononi変kaわりwari
質shitsuがga良yoくku素敵sutekiだなってdanatte
白shiroいi布nunoにni包tsutsuまれたmareta君kimiをwo見miてたらtetara思omoいi出daしたんだあのshitandaano日hiのno長nagaいi夜yoruのno事koto
君kimiのno声koeがga聞kiこえてkoete僕bokuのno尻尾shippoにni火hiがついたっけgatsuitakke
大都会daitokaiのno波namiにもまれnimomare
なんとなくnantonaku日々hibiをwo過suごすgosu僕bokuのno尻尾shippoにni火hiがついたgatsuita
このままkonomama煙kemuriがga出deてte君kimiがga笑waraうならunara良yoいやiya
"おめでとうomedetou"
やっとyatto君kimiとto
僕bokuのno元moto離hanaれゆくreyuku君kimiとto
こうしてkoushite居酒屋izakayaでde乾杯kanpaiとto言iえるようになったeruyouninatta
"どうしようdoushiyou"
赤akaくku染soまったmatta僕bokuのno目me