蟲むしたちの聲こえ
草花くさばなのざわめき
風かぜの鳴なき声ごえ
雲間くもまを刺さした木漏こもれ日び
やがて陽ひは沈しずみ 忘却ぼうきゃくの月つきが昇のぼる
星ほしたちの嘆なげき ひとつずつ集あつめて
生命いのちは廻まわり廻めぐりゆく
息絶いきたえるその身体からだも
あゝ眠ねむる大地だいちさえ呼よび起おこして
生命いのちは廻まわり廻めぐりゆく
息絶いきたえるその身体からだも
あゝ眠ねむる大地だいちさえ呼よび起おこして
忙いそがしい街まち
月明つきあかりは消きえて
灰はいになる雨あめ
機械仕掛きかいじかけの星ほしたち
僕ぼくらが夢ゆめみる
居場所いばしょの無ない四角しかくい空そら
あまりに狭せますぎて
飛とぶことを忘わすれた
両手りょうてを広ひろげ広ひろげても
堕おちてゆくしかできない
あゝ千切ちぎれた翼つばさで宇宙うちゅうを見上みあげ
両手りょうてを広ひろげ広ひろげても
あの宇宙うちゅうへは帰かえれない
あゝ雨音あまおとの輪舞曲りんぶきょく 僕ぼくを抱だいて
産うまれては死しぬ
その輪廻りんねの中なかを
僕ぼくは歩あるいた
雨音あまおとだけを頼たよりに
人ひとは忘わすれた
帰かえる場所ばしょも空そらも
自由じゆうを無なくした
羽根はねの無ない鳥とりのように
ただ君きみだけが輝かがやいて
僕ぼくの闇やみを照てらしてる
あゝ行ゆき場ばを無なくした夢ゆめに抱だかれ
ただ君きみだけが眩まぶしくて
僕ぼくの宇宙うちゅうを照てらしてる
あゝ身体からだを預あずけて堕おちてゆこう
生命いのちは廻まわり廻めぐりゆく
息絶いきたえるその身体からだも
あゝ眠ねむる大地だいちさえ呼よび起おこして
生命いのちは廻まわり廻めぐりゆく
息絶いきたえるその身体からだも
あゝ眠ねむる大地だいちさえ呼よび起おこして
蟲むしたちの聲こえ
草花くさばなのざわめき
風かぜの鳴なき声ごえ
雲間くもまを刺さした木漏こもれ日び
蟲mushiたちのtachino聲koe
草花kusabanaのざわめきnozawameki
風kazeのno鳴naきki声goe
雲間kumomaをwo刺saしたshita木漏komoれre日bi
やがてyagate陽hiはha沈shizuみmi 忘却boukyakuのno月tsukiがga昇noboるru
星hoshiたちのtachino嘆nageきki ひとつずつhitotsuzutsu集atsuめてmete
生命inochiはha廻mawaりri廻meguりゆくriyuku
息絶ikitaえるそのerusono身体karadaもmo
あaゝ眠nemuるru大地daichiさえsae呼yoびbi起oこしてkoshite
生命inochiはha廻mawaりri廻meguりゆくriyuku
息絶ikitaえるそのerusono身体karadaもmo
あaゝ眠nemuるru大地daichiさえsae呼yoびbi起oこしてkoshite
忙isogaしいshii街machi
月明tsukiaかりはkariha消kiえてete
灰haiになるninaru雨ame
機械仕掛kikaijikaけのkeno星hoshiたちtachi
僕bokuらがraga夢yumeみるmiru
居場所ibasyoのno無naいi四角shikakuいi空sora
あまりにamarini狭semaすぎてsugite
飛toぶことをbukotowo忘wasuれたreta
両手ryouteをwo広hiroげge広hiroげてもgetemo
堕oちてゆくしかできないchiteyukushikadekinai
あaゝ千切chigiれたreta翼tsubasaでde宇宙uchuuをwo見上miaげge
両手ryouteをwo広hiroげge広hiroげてもgetemo
あのano宇宙uchuuへはheha帰kaeれないrenai
あaゝ雨音amaotoのno輪舞曲rinbukyoku 僕bokuをwo抱daいてite
産uまれてはmareteha死shiぬnu
そのsono輪廻rinneのno中nakaをwo
僕bokuはha歩aruいたita
雨音amaotoだけをdakewo頼tayoりにrini
人hitoはha忘wasuれたreta
帰kaeるru場所basyoもmo空soraもmo
自由jiyuuをwo無naくしたkushita
羽根haneのno無naいi鳥toriのようにnoyouni
ただtada君kimiだけがdakega輝kagayaいてite
僕bokuのno闇yamiをwo照teらしてるrashiteru
あaゝ行yuきki場baをwo無naくしたkushita夢yumeにni抱daかれkare
ただtada君kimiだけがdakega眩mabuしくてshikute
僕bokuのno宇宙uchuuをwo照teらしてるrashiteru
あaゝ身体karadaをwo預azuけてkete堕oちてゆこうchiteyukou
生命inochiはha廻mawaりri廻meguりゆくriyuku
息絶ikitaえるそのerusono身体karadaもmo
あaゝ眠nemuるru大地daichiさえsae呼yoびbi起oこしてkoshite
生命inochiはha廻mawaりri廻meguりゆくriyuku
息絶ikitaえるそのerusono身体karadaもmo
あaゝ眠nemuるru大地daichiさえsae呼yoびbi起oこしてkoshite
蟲mushiたちのtachino聲koe
草花kusabanaのざわめきnozawameki
風kazeのno鳴naきki声goe
雲間kumomaをwo刺saしたshita木漏komoれre日bi