大海原おおうなばらかけてゆく
Uh… Uh… Uh…
昔むかしから 何なにもない海うみを見みていると
なぜだか ありもしない記憶きおくに 胸むねがきしむのです
潮騒しおさいが 風かぜに乗のりここまでくる
波間なみまに見みえた船ふねの 知しるはずのない痛いたみを 覚おぼえている
大海原おおうなばらかけてゆく
触ふれたことのない 温ぬくもりさえも
過すぎたことのように まるで
過すぎたことのように ずっと前まえに
群むれをはなれた 一羽いちわの鳥とりがはばたく
遠とおくに見みえる列れつは 乱みだれることなく 振ふり返かえることもなく
船ふねを背せに かけてゆく
灰色はいいろの空そらを掴つかむ 羽はねの音おとも
過すぎたことのように まるで
過すぎたことのように ずっと前まえに
大海原oounabaraかけてゆくkaketeyuku
Uh… Uh… Uh…
昔mukashiからkara 何naniもないmonai海umiをwo見miているとteiruto
なぜだかnazedaka ありもしないarimoshinai記憶kiokuにni 胸muneがきしむのですgakishimunodesu
潮騒shiosaiがga 風kazeにni乗noりここまでくるrikokomadekuru
波間namimaにni見miえたeta船funeのno 知shiるはずのないruhazunonai痛itaみをmiwo 覚oboえているeteiru
大海原oounabaraかけてゆくkaketeyuku
触fuれたことのないretakotononai 温nukuもりさえもmorisaemo
過suぎたことのようにgitakotonoyouni まるでmarude
過suぎたことのようにgitakotonoyouni ずっとzutto前maeにni
群muれをはなれたrewohanareta 一羽ichiwaのno鳥toriがはばたくgahabataku
遠tooくにkuni見miえるeru列retsuはha 乱midaれることなくrerukotonaku 振fuりri返kaeることもなくrukotomonaku
船funeをwo背seにni かけてゆくkaketeyuku
灰色haiiroのno空soraをwo掴tsukaむmu 羽haneのno音otoもmo
過suぎたことのようにgitakotonoyouni まるでmarude
過suぎたことのようにgitakotonoyouni ずっとzutto前maeにni