石いしになるまでただここに立たって
世界せかいの薔薇色ばらいろの明日あしたと愛あいを見透みすかしているだけ
固かたまった手ては何なにか掴つかもうと伸のばすと砕くだけ散ちってしまう
どこを見みやったって不確ふたしかなものが確たしかを偽いつわっている
石いしになるまでただここに立たって
黙だまって流ながれていく星ほしの最期さいごを見送みおくっているだけ
こころが強つよく何なにかを願ねがうと鼓動こどうで罅割ひびわれてしまう
無情むじょうを気取きどったって硬かたい胸むねはまだ軋きしんでは高鳴たかなっている
風かぜにずっと歌うたっていた
絡からんだままでほどけぬ日々ひびの
いったい何なにが問題もんだいだったのか
いったい何なにが本当ほんとうで
もう一回いっかいすべて捨すて去さるように
あと一回いっかいすべてを始はじめるんだ
いったい何なにが問題もんだいだって
石いしが分わかっても言いえないアイロニー
いったい何なにが間違まちがいだったか
聞きこえない声こえを張はり上あげて...いまひとり
石いしになるまでただここに立たって
着飾きかざって演えんじている誰だれかの声こえを聞きいているだけ
構かまえと構かまえのコンビネーション、紡つむいだ淡あわい悲哀ひあい
騒さわいで愛あいの意味いみも忘わすれるほどに踊おどれば――
石ishiになるまでただここにninarumadetadakokoni立taってtte
世界sekaiのno薔薇色barairoのno明日ashitaとto愛aiをwo見透misuかしているだけkashiteirudake
固kataまったmatta手teはha何naniかka掴tsukaもうとmouto伸noばすとbasuto砕kudaけke散chiってしまうtteshimau
どこをdokowo見miやったってyattatte不確futashiかなものがkanamonoga確tashiかをkawo偽itsuwaっているtteiru
石ishiになるまでただここにninarumadetadakokoni立taってtte
黙damaってtte流nagaれていくreteiku星hoshiのno最期saigoをwo見送miokuっているだけtteirudake
こころがkokoroga強tsuyoくku何naniかをkawo願negaうとuto鼓動kodouでde罅割hibiwaれてしまうreteshimau
無情mujouをwo気取kidoったってttatte硬kataいi胸muneはまだhamada軋kishiんではndeha高鳴takanaっているtteiru
風kazeにずっとnizutto歌utaっていたtteita
絡karaんだままでほどけぬndamamadehodokenu日々hibiのno
いったいittai何naniがga問題mondaiだったのかdattanoka
いったいittai何naniがga本当hontouでde
もうmou一回ikkaiすべてsubete捨suてte去saるようにruyouni
あとato一回ikkaiすべてをsubetewo始hajiめるんだmerunda
いったいittai何naniがga問題mondaiだってdatte
石ishiがga分waかってもkattemo言iえないenaiアイロニaironiー
いったいittai何naniがga間違machigaいだったかidattaka
聞kiこえないkoenai声koeをwo張haりri上aげてgete...いまひとりimahitori
石ishiになるまでただここにninarumadetadakokoni立taってtte
着飾kikazaってtte演enじているjiteiru誰dareかのkano声koeをwo聞kiいているだけiteirudake
構kamaえとeto構kamaえのenoコンビネkonbineーションsyon、紡tsumuいだida淡awaいi悲哀hiai
騒sawaいでide愛aiのno意味imiもmo忘wasuれるほどにreruhodoni踊odoればreba――