神への供物 生贄という名の因習
加害者は誰で 被害者は誰か?
運命は犠牲者を選び また屠るのだろう
『Μοιρα』
残酷ざんこくな神かみが統すべる 私わたしが生うまれた世界せかい
怖おそれず 揺ゆるがず 全すべてを愛あいす 女はなに成なれたかな……
やがて香かぐわしく 花開はなひらく乙女達おとめたち 咲さき誇ほこる季節ときは短みじかし されど
燃もゆる唇くちびるに 唯ただ 緋あかき愛あいの詩美うたうるわしく散ちるのも また《花の命じんせい》
揺ゆれる瑠璃色るりいろの月フェンガリ とても綺麗きれいなのに
悲かなしまないで 過すぎ去さりし灯ひも 運命ミラの贈おくり物もの
死しせる蒼白あおじろき乙女パルテノス とても綺麗きれいだった
やっと逢あえたね 捜さがしたんだよ 君きみの面影おもかげを
嗚呼ああ...この哀かなしみは 何なにに例たとうべきなのか…
嗚呼ああ...まるで心こころを 二ふたつに引ひき裂さかれたような 烈はげしい痛いたみ
ねぇ憶おぼえてる 遠とおき日ひの我侭わがまま
水面みなもに映うつる月つき 手てを伸のばす少女しょうじょ
終ついに手てに入いれたんだね(よ)――
さよなら...私の片割れ
さよなら...私の片割れ
さよなら...お別れさ...もうヒトリの私
天翔る星屑 星女神の憤怒
寵愛する勇者に授けしは弓矢 神域を侵せし賊には神罰を……
神へのheno供物 生贄というtoiu名のno因習
加害者はha誰でde 被害者はha誰かka?
運命はha犠牲者をwo選びbi またmata屠るのだろうrunodarou
『Μοιρα』
残酷zankokuなna神kamiがga統suべるberu 私watashiがga生uまれたmareta世界sekai
怖osoれずrezu 揺yuるがずrugazu 全subeてをtewo愛aiすsu 女hanaにni成naれたかなretakana……
やがてyagate香kaguwaしくshiku 花開hanahiraくku乙女達otometachi 咲saきki誇hokoるru季節tokiはha短mijikaしshi されどsaredo
燃moゆるyuru唇kuchibiruにni 唯tada 緋akaきki愛aiのno詩美utauruwaしくshiku散chiるのもrunomo またmata《花の命jinsei》
揺yuれるreru瑠璃色ruriiroのno月fengari とてもtotemo綺麗kireiなのにnanoni
悲kanaしまないでshimanaide 過suぎgi去saりしrishi灯hiもmo 運命miraのno贈okuりri物mono
死shiせるseru蒼白aojiroきki乙女parutenosu とてもtotemo綺麗kireiだったdatta
やっとyatto逢aえたねetane 捜sagaしたんだよshitandayo 君kimiのno面影omokageをwo
嗚呼aa...このkono哀kanaしみはshimiha 何naniにni例tatoうべきなのかubekinanoka…
嗚呼aa...まるでmarude心kokoroをwo 二futaつにtsuni引hiきki裂saかれたようなkaretayouna 烈hageしいshii痛itaみmi
ねぇnee憶oboえてるeteru 遠tooきki日hiのno我侭wagamama
水面minamoにni映utsuるru月tsuki 手teをwo伸noばすbasu少女syoujo
終tsuiにni手teにni入iれたんだねretandane(よyo)――
さよならsayonara...私のno片割れre
さよならsayonara...私のno片割れre
さよならsayonara...おo別れさresa...もうmouヒトリhitoriのno私
天翔るru星屑 星女神のno憤怒
寵愛するsuru勇者にni授けしはkeshiha弓矢 神域をwo侵せしseshi賊にはniha神罰をwo……