去さりゆく今日きょう にじむ明あかり
夢ゆめのかけら ただ 拾ひろい続つづけた
譲ゆずれぬもの 霞かすみそうで
涙なみだをこらえた 唾つばを吐はいて
「戻もどれぬなら」と日々ひびの中なか 去さりゆく背中せなかあり
点ついては消きえる 矛盾むじゅんさえ飲のみ込こむのか?
さらば 燃もゆる陽ひに 唇くちびる噛かんで
立たち尽つくした 御空みそらに 咲さけ花はな
かすめる雲くも 錆さびた線路せんろ
震ふるえる身体からだをつかんでいた
月つきは知しらぬ 俺おれの心こころ
無理むりに歌うたう声こえ はぐれてゆく
「あきらめるな」とほざく声こえ 分わかっているのだ
苛立いらだつ掻かきむしる 警笛けいてきが鳴なっている
さらば 長ながい夜よる 無知むちの色いろで
塗ぬりつぶした 御空みそらに 咲さけ花はな
それでも又また 空そらを見上みあげるだろう
じりじりと身みを焦こがして
「戻もどれぬなら」と日々ひびの中なか 去さりゆく背中せなかあり
点ついては消きえる 矛盾むじゅんさえ飲のみ込こむのか?
さらば 燃もゆる陽ひに 唇くちびる噛かんで
立たち尽つくした 御空みそらに 咲さけ花はな
「馬鹿ばかだろう? 今いま俺おれは 何なにも無ない故ゆえに何処どこへでも行いける」
ただ願ねがう 咲さけ花はな
去saりゆくriyuku今日kyou にじむnijimu明aかりkari
夢yumeのかけらnokakera ただtada 拾hiroいi続tsuduけたketa
譲yuzuれぬものrenumono 霞kasuみそうでmisoude
涙namidaをこらえたwokoraeta 唾tsubaをwo吐haいてite
「戻modoれぬならrenunara」とto日々hibiのno中naka 去saりゆくriyuku背中senakaありari
点tsuいてはiteha消kiえるeru 矛盾mujunさえsae飲noみmi込koむのかmunoka?
さらばsaraba 燃moゆるyuru陽hiにni 唇kuchibiru噛kaんでnde
立taちchi尽tsuくしたkushita 御空misoraにni 咲saけke花hana
かすめるkasumeru雲kumo 錆saびたbita線路senro
震furuえるeru身体karadaをつかんでいたwotsukandeita
月tsukiはha知shiらぬranu 俺oreのno心kokoro
無理muriにni歌utaうu声koe はぐれてゆくhagureteyuku
「あきらめるなakirameruna」とほざくtohozaku声koe 分waかっているのだkatteirunoda
苛立iradaつtsu掻kaきむしるkimushiru 警笛keitekiがga鳴naっているtteiru
さらばsaraba 長nagaいi夜yoru 無知muchiのno色iroでde
塗nuりつぶしたritsubushita 御空misoraにni 咲saけke花hana
それでもsoredemo又mata 空soraをwo見上miaげるだろうgerudarou
じりじりとjirijirito身miをwo焦koがしてgashite
「戻modoれぬならrenunara」とto日々hibiのno中naka 去saりゆくriyuku背中senakaありari
点tsuいてはiteha消kiえるeru 矛盾mujunさえsae飲noみmi込koむのかmunoka?
さらばsaraba 燃moゆるyuru陽hiにni 唇kuchibiru噛kaんでnde
立taちchi尽tsuくしたkushita 御空misoraにni 咲saけke花hana
「馬鹿bakaだろうdarou? 今ima俺oreはha 何naniもmo無naいi故yueにni何処dokoへでもhedemo行iけるkeru」
ただtada願negaうu 咲saけke花hana