夏なつの終おわりの朝あさ 喪服もふくの行列ぎょうれつが
蝉達せみたちの死骸しがいを踏ふみつけ歩あるいてく
途方とほうもなく青あおい空そら
死しは優やさしく穏おだやかで
火葬場かそうばまでの坂さか 擦すれ違ちがった少年しょうねん
万華鏡まんげきょうを覗のぞく 未来みらいはどんな色いろ?
その小ちいさな手ての平ひらで
世界せかいをぎゅっと掴つかむんだ
花はなよ 花はなよ 夢ゆめを見みては精一杯色せいいっぱいいろを灯ともせ
ただ其処そこに在ある生せいと死しに抱だかれ 歌うたえよ
幸福こうふくな亡骸なきがら そんな死しもあるだろう
少すくなくとも俺おれには人生じんせいは長過ながすぎた
途方とほうもなく青あおい空そら
死しは優やさしく穏おだやかで
燃もえ尽つきてくこの身体からだ
幸福こうふくなる亡骸なきがらよ
花はなよ 花はなよ 運命さだめを知しり故郷こきょうの土つちへ還かえってゆけ
ただ其処そこに在ある生せいと死しに抱だかれ 眠ねむれよ
全すべて忘わすれて
永遠とわに
夏natsuのno終oわりのwarino朝asa 喪服mofukuのno行列gyouretsuがga
蝉達semitachiのno死骸shigaiをwo踏fuみつけmitsuke歩aruいてくiteku
途方tohouもなくmonaku青aoいi空sora
死shiはha優yasaしくshiku穏odaやかでyakade
火葬場kasoubaまでのmadeno坂saka 擦suれre違chigaったtta少年syounen
万華鏡mangekyouをwo覗nozoくku 未来miraiはどんなhadonna色iro?
そのsono小chiiさなsana手teのno平hiraでde
世界sekaiをぎゅっとwogyutto掴tsukaむんだmunda
花hanaよyo 花hanaよyo 夢yumeをwo見miてはteha精一杯色seiippaiiroをwo灯tomoせse
ただtada其処sokoにni在aるru生seiとto死shiにni抱daかれkare 歌utaえよeyo
幸福koufukuなna亡骸nakigara そんなsonna死shiもあるだろうmoarudarou
少sukuなくともnakutomo俺oreにはniha人生jinseiはha長過nagasuぎたgita
途方tohouもなくmonaku青aoいi空sora
死shiはha優yasaしくshiku穏odaやかでyakade
燃moえe尽tsuきてくこのkitekukono身体karada
幸福koufukuなるnaru亡骸nakigaraよyo
花hanaよyo 花hanaよyo 運命sadameをwo知shiりri故郷kokyouのno土tsuchiへhe還kaeってゆけtteyuke
ただtada其処sokoにni在aるru生seiとto死shiにni抱daかれkare 眠nemuれよreyo
全subeてte忘wasuれてrete
永遠towaにni