風かぜの強つよい午後1時ごごいちじ 白しろい蛇へびは灯台とうだいに昇のぼった
空そらと海うみが見渡みわたせる一番上いちばんうえの階かいに行いくまでに7時間半ひちじかんはんかかった
だから昼間ひるまの眺ながめは見みることができなかった
白しろい蛇へびはその日ひの夜よる その一番上いちばんうえの階かいで眠ねむった
夜よる、夢ゆめに天使てんしが降おりて来きて「あなたに足あしをあげるわ」と言いった
白しろい蛇へびはそんなものいらないよって言いった
僕ぼくには目めに見みえない足あしが何百なんびゃくとついているんだから
天使てんしは笑わらってさよならと言いった 白しろい蛇へびもさよならと言いった
朝日あさひが登のぼって白しろい蛇へびは目めを覚さました
光ひかりが全すべてを包つつみ込こんでいた 白しろい蛇へびは目めが痛いたくなった
白しろい蛇へびは灯台とうだいに住すむことにした -つづく
風kazeのno強tsuyoいi午後1時gogoichiji 白shiroいi蛇hebiはha灯台toudaiにni昇noboったtta
空soraとto海umiがga見渡miwataせるseru一番上ichibanueのno階kaiにni行iくまでにkumadeni7時間半hichijikanhanかかったkakatta
だからdakara昼間hirumaのno眺nagaめはmeha見miることができなかったrukotogadekinakatta
白shiroいi蛇hebiはそのhasono日hiのno夜yoru そのsono一番上ichibanueのno階kaiでde眠nemuったtta
夜yoru、夢yumeにni天使tenshiがga降oりてrite来kiてte「あなたにanatani足ashiをあげるわwoageruwa」とto言iったtta
白shiroいi蛇hebiはそんなものいらないよってhasonnamonoiranaiyotte言iったtta
僕bokuにはniha目meにni見miえないenai足ashiがga何百nanbyakuとついているんだからtotsuiteirundakara
天使tenshiはha笑waraってさよならとttesayonarato言iったtta 白shiroいi蛇hebiもさよならとmosayonarato言iったtta
朝日asahiがga登noboってtte白shiroいi蛇hebiはha目meをwo覚saましたmashita
光hikariがga全subeてをtewo包tsutsuみmi込koんでいたndeita 白shiroいi蛇hebiはha目meがga痛itaくなったkunatta
白shiroいi蛇hebiはha灯台toudaiにni住suむことにしたmukotonishita -つづくtsuduku