煙 歌詞 The Floor ふりがな付

サヨナラは連日れんじつ続つづく雨あめで湿気しけっていった
ベランダ 溢こぼれ落おちた息いき白しろく空そらに舞まった
排水溝はいすいこう 流ながれる影かげ 黄きばんでいった部屋へやの壁かべ
情状酌量じょうじょうしゃくりょうの余地よちもないな 禁断症状きんだんしょうじょう 震ふるえている

どうしようもない寂さびしさ燃もやして 煙けむり 立たち込こめていく
堂々巡どうどうめぐり抜ぬけ出だせなくて 心臓しんぞうに刻きざむカルマ
また君きみを吸すい込こんだ

溢あふれていた服ふくも片付かたづいて やるせないな
一ひとつずつ余あまる食器しょっきを包つつんで やるせないな
毎週まいしゅう見みてたバラエティー 今日きょう上手うまく笑わらえない
広ひろくなったベッド寝付ねつけなくて
裏うらっ返かえしになった生活せいかつどうにも生いきづらいな

どうしようもない 日常にちじょうを燃もやして 煙けむり 誤魔化ごまかしてしまえ
堂々巡どうどうめぐり抜ぬけ出だせなくて 永遠えいえんに囚とらわれの身み
また君きみに火ひを灯ともす

最後さいごの味あじ 覚おぼえている くらくら眩くらんでいく世界せかい
ゆらゆら揺ゆらめく火ひは あなたの代かわりなんだ

どうしようもない寂さびしさ燃もやして 煙けむり 立たち込こめていく
堂々巡どうどうめぐり抜ぬけ出だせなくて 心臓しんぞうに刻きざむカルマ
どうしようもない日常にちじょうを燃もやして 煙けむり 誤魔化ごまかしてしまえ
堂々巡どうどうめぐり抜ぬけ出だせなくて 永遠えいえんに囚とらわれの身み
側そばにいてよダメになんだ君きみが居いないとさ