噂の火 歌詞 a flood of circle ふりがな付

噂うわさの火ひが燃もえ移うつる速はやさは音速おんそくか
あるいはそれよりも速はやいってこと 知しってるか? なあ
噂うわさの火ひが焼やき尽つくす力ちからはマグマか
あるいはそれよりも熱あついってこと 知しってるか?

何気なにげなく口くちにして 人ひとの面つらを汚よごしてる

燃もえ上あがっていく 俺おれの理性りせいを焦こがして
取とり返かえしのつかない 導火線どうかせんに着火ちゃっかした

噂うわさの火ひが燃もえ盛さかる色いろは深ふかい赤あかで
真まっ赤かな嘘うそよりも赤あかいってこと 知しってるか?

何気なにげなく口くちにして 一体いったい何なにを膨ふくらます
心こころなく口くちにして 一体いったい何なにを知しってる

燃もえ上あがっていく 真実しんじつも焼やき尽つくして
取とり返かえしのつかない 導火線どうかせんに着火ちゃっかした
煙けむりが染しみて 見失みうしなっていく

火ひがないなら噂うわさの煙けむりは立たたないだと
そりゃそうだ 俺おれは今いま 焼やけ野原のはらに立たって

燃もえ上あがっている 何なにもかもすべて失うしなって
燃もえ尽つきていく 真実しんじつはもはや灰はいの中なか
焼やけ残のこっていた 優やさしさにガソリン撒まいたら
ああ わかっている 正直者しょうじきものが馬鹿ばかを見みる

噂うわさの火ひで煤すすけて 真相しんそうの見みえぬ世界せかいで
焼やけ跡あとに残のこった馬鹿ばかなあいつらは何なにを見みるだろう