次つぎの信号しんごうまでと 決きめられた時間じかんが
過すぎる窓まどの景色けしき 溜ため息いきで曇くもらす
言葉ことばの一ひとつずつが 嘘うそになるから
さよならまで言いわせないで 君きみが呟つぶやく
いつかくる別わかれを前まえに 強つよく求もとめ合あえずにいた
今いまは遠とおく離はなれてゆく 君きみのすべてを愛あいせればよかった
「ここで大丈夫だいじょうぶ」と そっと重かさねた手ては
深ふかい闇やみの中なかで 触ふれるガラスのよう
背中せなかを向むけたままで 僕ぼくに手てを振ふる
長ながく伸のびる君きみの影かげが 風かぜに震ふるえる
何なにもかもさらけ出だすほど たぶん許ゆるし合あえなかった
ひとり歩あるき出だした君きみを 追おいかけるほど愛あいせればよかった
ふたり憎にくみ合あえるくらい 深ふかく愛あいせればよかった
泣ないて取とり乱みだした君きみが 僕ぼくの腕うでの中なかで眠ねむれるほど
空そらに抱だかれる海うみに還かえる 雨あめのように流ながれてゆく
ふたりだから傷きずつくなら 君きみのすべてを愛あいせればよかった
次tsugiのno信号shingouまでとmadeto 決kiめられたmerareta時間jikanがga
過suぎるgiru窓madoのno景色keshiki 溜taめme息ikiでde曇kumoらすrasu
言葉kotobaのno一hitoつずつがtsuzutsuga 嘘usoになるからninarukara
さよならまでsayonaramade言iわせないでwasenaide 君kimiがga呟tsubuyaくku
いつかくるitsukakuru別wakaれをrewo前maeにni 強tsuyoくku求motoめme合aえずにいたezuniita
今imaはha遠tooくku離hanaれてゆくreteyuku 君kimiのすべてをnosubetewo愛aiせればよかったserebayokatta
「ここでkokode大丈夫daijoubu」とto そっとsotto重kasaねたneta手teはha
深fukaいi闇yamiのno中nakaでde 触fuれるreruガラスgarasuのようnoyou
背中senakaをwo向muけたままでketamamade 僕bokuにni手teをwo振fuるru
長nagaくku伸noびるbiru君kimiのno影kageがga 風kazeにni震furuえるeru
何naniもかもさらけmokamosarake出daすほどsuhodo たぶんtabun許yuruしshi合aえなかったenakatta
ひとりhitori歩aruきki出daしたshita君kimiをwo 追oいかけるほどikakeruhodo愛aiせればよかったserebayokatta
ふたりfutari憎nikuみmi合aえるくらいerukurai 深fukaくku愛aiせればよかったserebayokatta
泣naいてite取toりri乱midaしたshita君kimiがga 僕bokuのno腕udeのno中nakaでde眠nemuれるほどreruhodo
空soraにni抱daかれるkareru海umiにni還kaeるru 雨ameのようにnoyouni流nagaれてゆくreteyuku
ふたりだからfutaridakara傷kizuつくならtsukunara 君kimiのすべてをnosubetewo愛aiせればよかったserebayokatta