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しずく ひとつ ひとつ ひとつ したたるように
らずらず つのつのっていく
わたしおくおくおくちいさなともるのをている

いろかさかさかさしても
どこか虚像きょぞうじみてえる自画像じがぞう
はこけて けて けてもそのなか
なにもないとしたら

重力じゅうりょくさからってかびがるてつふねはどこへくのか

ああ なぜ暗闇くらやみもなくひかりるだろう
あれは最後さいご灯火ともしび
いいえ ようやくとどはじめた来光らいこう

ひとはひとり ひとり ひとりちがっていても
最後さいご場所ばしょおなじでしょう
なにいて いて いてきても
それはいていく約束やくそく

終着地しゅうちゃくちかって
わせたひとれはうの

ああ なぜあやまちもなく自分じぶんるだろう
これはつぐないの記録きろく
いいえ、あなたにしたためている手紙てがみ

いまいままれて
いまいまわる
いま いま いまげる いま

ああ なぜとりとめもなくなみだちるのだろう
これがのぞんだ結末けつまつ
いいえ これこそしずかなまえぶれ
わたしちわびていた はじまり