薬くすりが効きいて まぶたが重おもくなったら
記憶きおくがひとつ空中くうちゅうに浮うかんでいる
あなたがいなくなったあの日ひに
はじめて気付きづいたこと
空気くうきが乾かわき 声こえが出でなくなったら
誰だれがそのとき 僕ぼくの名なを呼よぶのだろう
冬ふゆが始はじまる前まえのあの日ひにもう一度いちど 戻もどれたなら
体からだの熱ねつが何なにもかもを奪うばっても
大事だいじなことが最後さいごに引ひっかかっている
あなたがいなくなったあの日ひに
はじめて気付きづけたこと
薬kusuriがga効kiいてite まぶたがmabutaga重omoくなったらkunattara
記憶kiokuがひとつgahitotsu空中kuuchuuにni浮uかんでいるkandeiru
あなたがいなくなったあのanatagainakunattaano日hiにni
はじめてhajimete気付kiduいたことitakoto
空気kuukiがga乾kawaきki 声koeがga出deなくなったらnakunattara
誰dareがそのときgasonotoki 僕bokuのno名naをwo呼yoぶのだろうbunodarou
冬fuyuがga始hajiまるmaru前maeのあのnoano日hiにもうnimou一度ichido 戻modoれたならretanara
体karadaのno熱netsuがga何naniもかもをmokamowo奪ubaってもttemo
大事daijiなことがnakotoga最後saigoにni引hiっかかっているkkakatteiru
あなたがいなくなったあのanatagainakunattaano日hiにni
はじめてhajimete気付kiduけたことketakoto