朝焼あさやけのホーム
舐なめたいロリポップ
君きみに嘘うそついた夜よる
生者しょうじゃと死者ししゃのライン分わけた汽車きしゃのステーション
誰だれかを乗のせるまで錆さびて待まっている
次つぎの番ばんだって焦あせる気持きもちを悲かなしく蒸気じょうきにボカす
開あかずの踏切ふみきりで立たち尽つくしていたんだ
一ひとつしかないチケットを手てに
バイオリンの音おとが唸うなって誘さそい出だす胎教たいきょう音楽おんがく
衝動しょうどうのままに蹴破けやぶって逃にげた
「誰だれもが幸しあわせに生うまれるの?」
止とめてくれないとショゲる不幸ふこう者もの
銀製ぎんせいのスプーンで目玉めだまくり抜ぬいたって、文句もんくすら零こぼさない君きみが寂さびしい
「命いのちに代かえても。」君きみの唇くちびる癖ぐせに何度なんども無事ぶじを祈いのっていた
開あかずの踏切ふみきりでまたサイレンが鳴なって、かき消けす様ようにピアノを弾ひいた
別わかれも切きり出だせないあくどい私わたしは、君きみの性質せいしつ利用りようしてしまう
「どうしてもあの星ほしが欲ほしいの。取とって来くるまで此処ここに戻もどらないで。」
捨すてた捨すてた
罪つみに駆かられて傷きずを忘わすれずに歩あるこう
「貴女あなたを悪者わるものにはしない。」と、云いい聞きかされたディナーを思おもい出だす
朝焼あさやけのホーム
舐なめたいロリポップ
君きみに嘘うそついた夜よる
なのに
黒くろいシルエット
息いきを整ととのえて、云いい付づけられたモノを私わたしに渡わたす
「これをどうぞ…。」って星ほしのロリポップを泣なきながら舐なめた
「さぁさ、お嬢様じょうさま。お別わかれで御座ございます。」
君きみは紳士しんしに一礼いちれいした
朝焼asayaけのkenoホhoームmu
舐naめたいmetaiロリポップroripoppu
君kimiにni嘘usoついたtsuita夜yoru
生者syoujaとto死者shisyaのnoラインrain分waけたketa汽車kisyaのnoステsuteーションsyon
誰dareかをkawo乗noせるまでserumade錆saびてbite待maっているtteiru
次tsugiのno番banだってdatte焦aseるru気持kimoちをchiwo悲kanaしくshiku蒸気joukiにniボカbokaすsu
開aかずのkazuno踏切fumikiriでde立taちchi尽tsuくしていたんだkushiteitanda
一hitoつしかないtsushikanaiチケットchikettoをwo手teにni
バイオリンbaiorinのno音otoがga唸unaってtte誘sasoいi出daすsu胎教taikyou音楽ongaku
衝動syoudouのままにnomamani蹴破keyabuってtte逃niげたgeta
「誰dareもがmoga幸shiawaせにseni生uまれるのmareruno?」
止toめてくれないとmetekurenaitoショゲsyogeるru不幸fukou者mono
銀製ginseiのnoスプsupuーンnでde目玉medamaくりkuri抜nuいたってitatte、文句monkuすらsura零koboさないsanai君kimiがga寂sabiしいshii
「命inochiにni代kaえてもetemo。」君kimiのno唇kuchibiru癖guseにni何度nandoもmo無事bujiをwo祈inoっていたtteita
開aかずのkazuno踏切fumikiriでまたdemataサイレンsairenがga鳴naってtte、かきkaki消keすsu様youにniピアノpianoをwo弾hiいたita
別wakaれもremo切kiりri出daせないあくどいsenaiakudoi私watashiはha、君kimiのno性質seishitsu利用riyouしてしまうshiteshimau
「どうしてもあのdoushitemoano星hoshiがga欲hoしいのshiino。取toってtte来kuるまでrumade此処kokoにni戻modoらないでranaide。」
捨suてたteta捨suてたteta
罪tsumiにni駆kaられてrarete傷kizuをwo忘wasuれずにrezuni歩aruこうkou
「貴女anataをwo悪者warumonoにはしないnihashinai。」とto、云iいi聞kiかされたkasaretaディナdinaーをwo思omoいi出daすsu
朝焼asayaけのkenoホhoームmu
舐naめたいmetaiロリポップroripoppu
君kimiにni嘘usoついたtsuita夜yoru
なのにnanoni
黒kuroいiシルエットshiruetto
息ikiをwo整totonoえてete、云iいi付duけられたkeraretaモノmonoをwo私watashiにni渡wataすsu
「これをどうぞkorewodouzo…。」ってtte星hoshiのnoロリポップroripoppuをwo泣naきながらkinagara舐naめたmeta
「さぁさsaasa、おo嬢様jousama。おo別wakaれでrede御座gozaいますimasu。」
君kimiはha紳士shinshiにni一礼ichireiしたshita