満みたされゆく闇やみよ 堕おちゆく灯火ともしびよ 柔やわらかな肌はだに降おり立たつ 一重ひとえの温ぬくもり
訪おとずれた光ひかりが 夜明よあけを許ゆるしても 貴女あなたには見みえないのでしょう 望のぞんだ行いき先さき
小ちいさな肩かたを抱だく 緩ゆるやかなこの風かぜも 心こころの迷まよいは除のけずに
さまよえる歌声うたごえを ただ無闇むやみに 揺ゆらすだけ
冷つめたい氷こおりの上うえで 少女しょうじょは歌うたい続つづけるだろう
終おわらない想おもいに身みをまかせて 今君いまきみに言葉ことばは せつな 響ひびくの
息衝いきづく明日あしたを前まえに 死しにゆく空そらを前まえに 跪ひざまずく三日月みかづきに似にた 貴女あなたの首筋くびすじ
信しんじることに疲つかれ 求もとめることに追おわれ 苛立いらだちは隠かくせぬまま まどろむ言霊ことだま
悲かなしき海うみを行いく あたたかなこの波なみも
泳およいだ先さきに 何なにも無ないと 力尽ちからつき 手放てばなした 夢ゆめをただ流ながすだけ
消きえない光ひかりの中なかで 少女しょうじょは歌うたい続つづけるだろう
止とまらない痛いたみに 身みを委ゆだねて 今君いまきみに願ねがいは せつな 届とどくの
闇やみに咲さくこの花はなを 白しろい雪ゆきが包つつみ
まばゆいほどに美うつくしく うたたかの安やすらぎが 君きみの胸むねのもとへと届とどく
冷つめたい氷こおりの上うえで 少女しょうじょは歌うたい続つづけるだろう
終おわらない想おもいに 身みをまかせて 今君いまきみに言葉ことばを せつな 響ひびくの
満miたされゆくtasareyuku闇yamiよyo 堕oちゆくchiyuku灯火tomoshibiよyo 柔yawaらかなrakana肌hadaにni降oりri立taつtsu 一重hitoeのno温nukuもりmori
訪otozuれたreta光hikariがga 夜明yoaけをkewo許yuruしてもshitemo 貴女anataにはniha見miえないのでしょうenainodesyou 望nozoんだnda行iきki先saki
小chiiさなsana肩kataをwo抱daくku 緩yuruやかなこのyakanakono風kazeもmo 心kokoroのno迷mayoいはiha除noけずにkezuni
さまよえるsamayoeru歌声utagoeをwo ただtada無闇muyamiにni 揺yuらすだけrasudake
冷tsumeたいtai氷kooriのno上ueでde 少女syoujoはha歌utaいi続tsuduけるだろうkerudarou
終oわらないwaranai想omoいにini身miをまかせてwomakasete 今君imakimiにni言葉kotobaはha せつなsetsuna 響hibiくのkuno
息衝ikiduくku明日ashitaをwo前maeにni 死shiにゆくniyuku空soraをwo前maeにni 跪hizamazuくku三日月mikadukiにni似niたta 貴女anataのno首筋kubisuji
信shinじることにjirukotoni疲tsukaれre 求motoめることにmerukotoni追oわれware 苛立iradaちはchiha隠kakuせぬままsenumama まどろむmadoromu言霊kotodama
悲kanaしきshiki海umiをwo行iくku あたたかなこのatatakanakono波namiもmo
泳oyoいだida先sakiにni 何naniもmo無naいとito 力尽chikaratsuきki 手放tebanaしたshita 夢yumeをただwotada流nagaすだけsudake
消kiえないenai光hikariのno中nakaでde 少女syoujoはha歌utaいi続tsuduけるだろうkerudarou
止toまらないmaranai痛itaみにmini 身miをwo委yudaねてnete 今君imakimiにni願negaいはiha せつなsetsuna 届todoくのkuno
闇yamiにni咲saくこのkukono花hanaをwo 白shiroいi雪yukiがga包tsutsuみmi
まばゆいほどにmabayuihodoni美utsukuしくshiku うたたかのutatakano安yasuらぎがragiga 君kimiのno胸muneのもとへとnomotoheto届todoくku
冷tsumeたいtai氷kooriのno上ueでde 少女syoujoはha歌utaいi続tsuduけるだろうkerudarou
終oわらないwaranai想omoいにini 身miをまかせてwomakasete 今君imakimiにni言葉kotobaをwo せつなsetsuna 響hibiくのkuno