胸むねの中なかにしまいこんだ八月はちがつの風かぜの音おとがした
知しりすぎる事ことが恐こわくてうつむいては吐はき出だす溜息ためいき
どこへ行ゆけば逢あえるんだろう そんな場所ばしょさえ作つくれずに
町まちは静しずかな灯ひをともして また一ひとつ悲かなしみを知しる
地下ちかへ続つづく階段かいだんで何なにを待まってる
近ちかすぎた春はるの調しらべ 振ふり向むけず わからずに
少すこしだけ震ふるえてる違ちがう明日声あすこえにならず
誰だれの為ためでもなくて それぞれがまた歩あるいてく
巡めぐり逢あいとか出会であいとかそんな大層たいそうな物もんじゃない
難むずかしい事ことなんて何一なにひとつありはしないさ
ちょっと秋あきの日ひの風かぜが冬ふゆの窓叩まどたたいただけ
全すべての始はじまりと共ともに今一いまひとつ終おわりを告つげる
すがりつく様ように咲さいた二ふたつ並ならんだ花はな
つまりは単純たんじゅんな事こと 少すこしだけ恐こわいけど
遠とおく離はなれない様ように僕等ぼくらどっかで繋つながってて
西にしの空今日そらきょうが暮くれてく またここで逢あえるかな...
少すこしだけ震ふるえてる違ちがう明日声あすこえにならず
誰だれの為ためでもなくて それぞれがまた歩あるいてく
胸muneのno中nakaにしまいこんだnishimaikonda八月hachigatsuのno風kazeのno音otoがしたgashita
知shiりすぎるrisugiru事kotoがga恐kowaくてうつむいてはkuteutsumuiteha吐haきki出daすsu溜息tameiki
どこへdokohe行yuけばkeba逢aえるんだろうerundarou そんなsonna場所basyoさえsae作tsukuれずにrezuni
町machiはha静shizuかなkana灯hiをともしてwotomoshite またmata一hitoつtsu悲kanaしみをshimiwo知shiるru
地下chikaへhe続tsuduくku階段kaidanでde何naniをwo待maってるtteru
近chikaすぎたsugita春haruのno調shiraべbe 振fuりri向muけずkezu わからずにwakarazuni
少sukoしだけshidake震furuえてるeteru違chigaうu明日声asukoeにならずninarazu
誰dareのno為tameでもなくてdemonakute それぞれがまたsorezoregamata歩aruいてくiteku
巡meguりri逢aいとかitoka出会deaいとかそんなitokasonna大層taisouなna物monじゃないjanai
難muzukaしいshii事kotoなんてnante何一nanihitoつありはしないさtsuarihashinaisa
ちょっとchotto秋akiのno日hiのno風kazeがga冬fuyuのno窓叩madotataいただけitadake
全subeてのteno始hajiまりとmarito共tomoにni今一imahitoつtsu終oわりをwariwo告tsuげるgeru
すがりつくsugaritsuku様youにni咲saいたita二futaつtsu並naraんだnda花hana
つまりはtsumariha単純tanjunなna事koto 少sukoしだけshidake恐kowaいけどikedo
遠tooくku離hanaれないrenai様youにni僕等bokuraどっかでdokkade繋tsunaがっててgattete
西nishiのno空今日sorakyouがga暮kuれてくreteku またここでmatakokode逢aえるかなerukana...
少sukoしだけshidake震furuえてるeteru違chigaうu明日声asukoeにならずninarazu
誰dareのno為tameでもなくてdemonakute それぞれがまたsorezoregamata歩aruいてくiteku