世間せけんのニュースによく似にた色いろの 今夜こんやも暗くらい幕まくが開あく
眩まぶしいライトに目めをつむる度たびに 思おもい出だすのさ あの笑顔えがお
昔話むかしばなしをねだっても「忘わすれたよ」しか言いわなくなっちまって
母かあちゃん おいらは知しってるよ
灯あかりも点つけずにオイオイと 忘わすれた昔むかしが夜泣よなきするのを
おいでよ母かあちゃん おいらのもとへ
故郷くにに残のこした 優やさしい瞳ひとみに おいらの姿すがた 見みせてやりたい
擦すり切きれるほど繰くり返かえし 見みては歌うたった「越後獅子えちごじしの唄うた」
母かあちゃん おいらの歌うただけが
「宝物たからものだよ」と笑わらうから おいらもクヨクヨしちゃいられない
おいでよ母かあちゃん 夜明よあけは近ちかい
見みえるといいな 晴はれの舞台ぶたいに 昇のぼれおいらの 初日はつひの出で
ライトを浴あびて 呼よばれる名前なまえは 母かあちゃんに貰もらった 名前なまえだよ
忘わすれちまった 昔むかしの代かわりに 夢ゆめを見みさせてやるからね
もうじき暗くらい 幕まくが開ひらくよ おいらの姿すがた 見みてて下ください
世間sekenのnoニュnyuースsuによくniyoku似niたta色iroのno 今夜konyaもmo暗kuraいi幕makuがga開aくku
眩mabuしいshiiライトraitoにni目meをつむるwotsumuru度tabiにni 思omoいi出daすのさsunosa あのano笑顔egao
昔話mukashibanashiをねだってもwonedattemo「忘wasuれたよretayo」しかshika言iわなくなっちまってwanakunatchimatte
母kaaちゃんchan おいらはoiraha知shiってるよtteruyo
灯akaりもrimo点tsuけずにkezuniオイオイoioiとto 忘wasuれたreta昔mukashiがga夜泣yonaきするのをkisurunowo
おいでよoideyo母kaaちゃんchan おいらのもとへoiranomotohe
故郷kuniにni残nokoしたshita 優yasaしいshii瞳hitomiにni おいらのoirano姿sugata 見miせてやりたいseteyaritai
擦suりri切kiれるほどreruhodo繰kuりri返kaeしshi 見miてはteha歌utaったtta「越後獅子echigojishiのno唄uta」
母kaaちゃんchan おいらのoirano歌utaだけがdakega
「宝物takaramonoだよdayo」とto笑waraうからukara おいらもoiramoクヨクヨkuyokuyoしちゃいられないshichairarenai
おいでよoideyo母kaaちゃんchan 夜明yoaけはkeha近chikaいi
見miえるといいなerutoiina 晴haれのreno舞台butaiにni 昇noboれおいらのreoirano 初日hatsuhiのno出de
ライトraitoをwo浴aびてbite 呼yoばれるbareru名前namaeはha 母kaaちゃんにchanni貰moraったtta 名前namaeだよdayo
忘wasuれちまったrechimatta 昔mukashiのno代kaわりにwarini 夢yumeをwo見miさせてやるからねsaseteyarukarane
もうじきmoujiki暗kuraいi 幕makuがga開hiraくよkuyo おいらのoirano姿sugata 見miててtete下kudaさいsai