君きみに会あえた 夏蜘蛛なつぐもになった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風かぜのように 少すこしだけ揺ゆれながら
街まちの隅すみのドブ川がわにあった
壊こわれそうな笹舟ささぶねに乗のって流ながれた
霧きりのように かすかに消きえながら
孤ひとりを忘わすれた世界せかいに 水みずしぶきはね上あげて
バタ足あし 大おおきな姿すがたが泳およぎ出だす
君きみに会あえた 夏蜘蛛なつぐもになった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風かぜのように 少すこしだけ揺ゆれながら
孤ひとりを忘わすれた世界せかいに 白しろい花はな 降ふりやまず
でこぼこ野原のはらを 静しずかに日ひは照てらす
君きみに会あえた 夏蜘蛛なつぐもになった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風かぜのように 少すこしだけ揺ゆれながら
君kimiにni会aえたeta 夏蜘蛛natsugumoになったninatta
ねっころがってnekkorogatte くるくるにからまってふざけたkurukurunikaramattefuzaketa
風kazeのようにnoyouni 少sukoしだけshidake揺yuれながらrenagara
街machiのno隅sumiのnoドブdobu川gawaにあったniatta
壊kowaれそうなresouna笹舟sasabuneにni乗noってtte流nagaれたreta
霧kiriのようにnoyouni かすかにkasukani消kiえながらenagara
孤hitoりをriwo忘wasuれたreta世界sekaiにni 水mizuしぶきはねshibukihane上aげてgete
バタbata足ashi 大ooきなkina姿sugataがga泳oyoぎgi出daすsu
君kimiにni会aえたeta 夏蜘蛛natsugumoになったninatta
ねっころがってnekkorogatte くるくるにからまってふざけたkurukurunikaramattefuzaketa
風kazeのようにnoyouni 少sukoしだけshidake揺yuれながらrenagara
孤hitoりをriwo忘wasuれたreta世界sekaiにni 白shiroいi花hana 降fuりやまずriyamazu
でこぼこdekoboko野原noharaをwo 静shizuかにkani日hiはha照teらすrasu
君kimiにni会aえたeta 夏蜘蛛natsugumoになったninatta
ねっころがってnekkorogatte くるくるにからまってふざけたkurukurunikaramattefuzaketa
風kazeのようにnoyouni 少sukoしだけshidake揺yuれながらrenagara