川かわの底そこ 石いしが滑すべった
僕ぼくらは転ころび 飛沫しぶきが立たった
冷つめたくて足あしが痛いたんだ
魚さかなが逃にげて光ひかりが跳はねたんだ
眩まぶしくて目めを細ほそめた
傾かたむきだした 太陽たいようは赤あか
火ひを囲かこみ話はなしをしたね
体育座たいいくずわりで お尻しりが冷ひえたんだ
青あおい月つきの向むこう側がわ
鈴虫すずむしが嗚ないたんだ
煙けむりの匂においが夜よるを連つれてきた
言葉ことばは幾いくつも要いらなくて
君きみを見みてれば全すべて分わかる
流ながれ星ぼしをいくつも探さがし
虫取むしとり網あみで夢ゆめをすくう
蝋燭ろうそくの火ひを消けせないで
夜更よふかしをして静しずかを聞きいた
べたついた肌はだの上うえには
露つゆが一粒ひとつぶ 月つきを写うつしたんだ
水みずをかけられた火ひは
灰はいと泥どろだんご
振ふり向むけばその度たびに朝あさが近ちかづいた
言葉ことばは幾いくつも要いらなくて
君きみを見みてれば全すべて分わかる
流ながれ星ぼしをいくつも探さがし
虫取むしとり網あみで夢ゆめをすくう
強つよく生いきるとは何なんですか
破やぶれた網あみから空そらが笑わらう
黄昏たそがれの果はてに佇たたずんだ
それは 思おもい出での中なかの夏なつの日ひ
川kawaのno底soko 石ishiがga滑subeったtta
僕bokuらはraha転koroびbi 飛沫shibukiがga立taったtta
冷tsumeたくてtakute足ashiがga痛itaんだnda
魚sakanaがga逃niげてgete光hikariがga跳haねたんだnetanda
眩mabuしくてshikute目meをwo細hosoめたmeta
傾katamuきだしたkidashita 太陽taiyouはha赤aka
火hiをwo囲kakoみmi話hanashiをしたねwoshitane
体育座taiikuzuwaりでride おo尻shiriがga冷hiえたんだetanda
青aoいi月tsukiのno向muこうkou側gawa
鈴虫suzumushiがga嗚naいたんだitanda
煙kemuriのno匂nioいがiga夜yoruをwo連tsuれてきたretekita
言葉kotobaはha幾ikuつもtsumo要iらなくてranakute
君kimiをwo見miてればtereba全subeてte分waかるkaru
流nagaれre星boshiをいくつもwoikutsumo探sagaしshi
虫取mushitoりri網amiでde夢yumeをすくうwosukuu
蝋燭rousokuのno火hiをwo消keせないでsenaide
夜更yofuかしをしてkashiwoshite静shizuかをkawo聞kiいたita
べたついたbetatsuita肌hadaのno上ueにはniha
露tsuyuがga一粒hitotsubu 月tsukiをwo写utsuしたんだshitanda
水mizuをかけられたwokakerareta火hiはha
灰haiとto泥doroだんごdango
振fuりri向muけばそのkebasono度tabiにni朝asaがga近chikaづいたduita
言葉kotobaはha幾ikuつもtsumo要iらなくてranakute
君kimiをwo見miてればtereba全subeてte分waかるkaru
流nagaれre星boshiをいくつもwoikutsumo探sagaしshi
虫取mushitoりri網amiでde夢yumeをすくうwosukuu
強tsuyoくku生iきるとはkirutoha何nanですかdesuka
破yabuれたreta網amiからkara空soraがga笑waraうu
黄昏tasogareのno果haてにteni佇tatazuんだnda
それはsoreha 思omoいi出deのno中nakaのno夏natsuのno日hi