途方とほうに暮くれたのは黄昏たそがれどきで
空そらは山やままで溶とけ合あって何処どこか哀かなしくなる
ふいに君きみがくれし道みちの標しるべも見みえなくなって
瞼閉まぶたとじた跡あと、花はなに聞きく僕ぼく
君きみの耳みみには 辿たどりつけたら どんな言葉ことば 今いまは開ひらく
遠回とおまわりして いつの間まにやら幸しあわせ、と 栞しおりはさんだ僕ぼく
風かぜに続つづき頁ページめくられたって
悪わるい気きなんかしないのにね
君きみは先さきへ急いそぐ
僕ぼくの耳みみには 辿たどり着つくなら どんな言葉ことば 今いまは開ひらく
一回ひとまわりして 去さった季節きせつの数かずだけを 栞しおりはさんだ君きみ
桜散さくらちる夕立ゆうだちにせかされ ひとりよがりだった僕ぼく、の想おもいが
はらはらと零こぼれ舞まう
君きみの耳みみには 僕ぼくの耳みみには 思おもい当あたる言葉ことばひらく
遠回とおまわりして いつの間まにやら幸しあわせ、と 栞しおりはさんだ春はる
途方tohouにni暮kuれたのはretanoha黄昏tasogareどきでdokide
空soraはha山yamaまでmade溶toけke合aってtte何処dokoかka哀kanaしくなるshikunaru
ふいにfuini君kimiがくれしgakureshi道michiのno標shirubeもmo見miえなくなってenakunatte
瞼閉mabutatoじたjita跡ato、花hanaにni聞kiくku僕boku
君kimiのno耳mimiにはniha 辿tadoりつけたらritsuketara どんなdonna言葉kotoba 今imaはha開hiraくku
遠回toomawaりしてrishite いつのitsuno間maにやらniyara幸shiawaせse、とto 栞shioriはさんだhasanda僕boku
風kazeにni続tsuduきki頁pêjiめくられたってmekuraretatte
悪waruいi気kiなんかしないのにねnankashinainonine
君kimiはha先sakiへhe急isoぐgu
僕bokuのno耳mimiにはniha 辿tadoりri着tsuくならkunara どんなdonna言葉kotoba 今imaはha開hiraくku
一回hitomawaりしてrishite 去saったtta季節kisetsuのno数kazuだけをdakewo 栞shioriはさんだhasanda君kimi
桜散sakurachiるru夕立yuudachiにせかされnisekasare ひとりよがりだったhitoriyogaridatta僕boku、のno想omoいがiga
はらはらとharaharato零koboれre舞maうu
君kimiのno耳mimiにはniha 僕bokuのno耳mimiにはniha 思omoいi当aたるtaru言葉kotobaひらくhiraku
遠回toomawaりしてrishite いつのitsuno間maにやらniyara幸shiawaせse、とto 栞shioriはさんだhasanda春haru