ふたつの炎 歌詞 中島みゆき ふりがな付

みつめあうことだけが大切たいせつなことじゃないと
あなたは首くびすじから私わたしの腕うでをほどく
むさぼり合あった季節きせつは過すぎて
信しんじ合あえる時ときが来きたんだと
あなただけが大人おとなになったように私わたしを諭さとす
ふたつの炎ほのおが同おなじ速はやさで燃もえはしない
いつまでひとつが哀かなしく燃もえ続つづけていても

ほどける糸いとのように今いま 愛あいが終おわってゆく
憎にくみ合あうこともなくただ愛あいが終おわってゆく
不思議ふしぎだった女おんなが消きえて
届とどかなかった女おんなが消きえて
すがるだけの追おわなくても手てに入はいる女おんなになった
ふたつの炎ほのおが同おなじ速はやさで燃もえはしない
いつまでひとつが哀かなしく燃もえ続つづけていても

ふたつの炎ほのおが同おなじ速はやさで燃もえはしない
いつまでひとつが哀かなしく燃もえ続つづけていても