ふたりきりで逢あうことに
理由りゆうなんかいらなかった
あの頃ころは全すべてが眩まぶしかったね
眩まぶしそうに見みえたのは 過すぎてゆく時ときを忘わすれ
駆かけ足あしで生いきてた 僕ぼくらの瞳ひとみ
変かわってゆくことを恐おそれなかった
終おわりがあることに気きづかなかった
怯おびえることよりも 君きみを見みてた
瞬まばたきするよりも 君きみを見みてた
けむりの中なか 涙なみだが出でた
君きみより先さきに 熱あつくなった 若わかい恋こいを
降おりるつもりはなかった
愛いとし過すぎて 涙なみだが出でた
僕ぼくの中なかでは 過すぎたはずの夏なつの日ひが燃もえている
「好すき」と、言いえたらよかったね
冗談じょうだんでも 成なり行ゆきでも
あの頃ころにしまっておけばよかった
言いいかけた言葉ことばは 波なみに飲のまれて
伸のばしたこの腕うでは 風かぜに邪魔じゃまされ
いつの間まにか夏なつも 燃もえるのを止とめ
何なにも言いえないまま 君きみを見みてた
音おとも立たてず 落おちていった 僕ぼくの心こころは
熱あつさだけを 信しんじていた 息いきも出来できないくらいに
声こえに出ださず 落おちていった 僕ぼくの炎ほのおは
今いまになって 胸むねの中なか 迷まよいだす
けむりの中なか 涙なみだが出でた 君きみが見みえなくて
愛いとし過すぎて 涙なみだが出でた
僕ぼくは今いまでも 過すぎたはずの夏なつの日ひを覚おぼえてる
過すぎたはずの夏なつの日ひが燃もえている
ふたりきりでfutarikiride逢aうことにukotoni
理由riyuuなんかいらなかったnankairanakatta
あのano頃koroはha全subeてがtega眩mabuしかったねshikattane
眩mabuしそうにshisouni見miえたのはetanoha 過suぎてゆくgiteyuku時tokiをwo忘wasuれre
駆kaけke足ashiでde生iきてたkiteta 僕bokuらのrano瞳hitomi
変kaわってゆくことをwatteyukukotowo恐osoれなかったrenakatta
終oわりがあることにwarigaarukotoni気kiづかなかったdukanakatta
怯obiえることよりもerukotoyorimo 君kimiをwo見miてたteta
瞬mabataきするよりもkisuruyorimo 君kimiをwo見miてたteta
けむりのkemurino中naka 涙namidaがga出deたta
君kimiよりyori先sakiにni 熱atsuくなったkunatta 若wakaいi恋koiをwo
降oりるつもりはなかったrirutsumorihanakatta
愛itoしshi過suぎてgite 涙namidaがga出deたta
僕bokuのno中nakaではdeha 過suぎたはずのgitahazuno夏natsuのno日hiがga燃moえているeteiru
「好suきki」とto、言iえたらよかったねetarayokattane
冗談joudanでもdemo 成naりri行yuきでもkidemo
あのano頃koroにしまっておけばよかったnishimatteokebayokatta
言iいかけたikaketa言葉kotobaはha 波namiにni飲noまれてmarete
伸noばしたこのbashitakono腕udeはha 風kazeにni邪魔jamaされsare
いつのitsuno間maにかnika夏natsuもmo 燃moえるのをerunowo止toめme
何naniもmo言iえないままenaimama 君kimiをwo見miてたteta
音otoもmo立taてずtezu 落oちていったchiteitta 僕bokuのno心kokoroはha
熱atsuさだけをsadakewo 信shinじていたjiteita 息ikiもmo出来dekiないくらいにnaikuraini
声koeにni出daさずsazu 落oちていったchiteitta 僕bokuのno炎honooはha
今imaになってninatte 胸muneのno中naka 迷mayoいだすidasu
けむりのkemurino中naka 涙namidaがga出deたta 君kimiがga見miえなくてenakute
愛itoしshi過suぎてgite 涙namidaがga出deたta
僕bokuはha今imaでもdemo 過suぎたはずのgitahazuno夏natsuのno日hiをwo覚oboえてるeteru
過suぎたはずのgitahazuno夏natsuのno日hiがga燃moえているeteiru