俺おれにさしだす 傘かさのしずくが
おまえの肩先かたさき ポツリと濡ぬらす
ほれていりゃこそ この手てに抱だけぬ
ばかな男おとこの つよがりを
泣ないてうらむか
泣ないてうらむか おんな傘がさ
酒さけでながせぬ 過去かこをせおった
男おとこのゆく道みち 灯あかりは遠とおい
汚よごれしらない おまえの瞳ひとみ
せめてきれいに おいてゆく
背中せなかあわせの
背中せなかあわせの おんな傘がさ
これが浮世うきよと いうものなのか
おまえに見みつけた やすらぎなのに
それじゃ行いくぜと 別わかれの涙なみだ
肩かたでふりきり 飛とびだせば
雨あめに流ながれる
雨あめに流ながれる おんな傘がさ
俺oreにさしだすnisashidasu 傘kasaのしずくがnoshizukuga
おまえのomaeno肩先katasaki ポツリpotsuriとto濡nuらすrasu
ほれていりゃこそhoreteiryakoso このkono手teにni抱daけぬkenu
ばかなbakana男otokoのno つよがりをtsuyogariwo
泣naいてうらむかiteuramuka
泣naいてうらむかiteuramuka おんなonna傘gasa
酒sakeでながせぬdenagasenu 過去kakoをせおったwoseotta
男otokoのゆくnoyuku道michi 灯akaりはriha遠tooいi
汚yogoれしらないreshiranai おまえのomaeno瞳hitomi
せめてきれいにsemetekireini おいてゆくoiteyuku
背中senakaあわせのawaseno
背中senakaあわせのawaseno おんなonna傘gasa
これがkorega浮世ukiyoとto いうものなのかiumononanoka
おまえにomaeni見miつけたtsuketa やすらぎなのにyasuraginanoni
それじゃsoreja行iくぜとkuzeto 別wakaれのreno涙namida
肩kataでふりきりdefurikiri 飛toびだせばbidaseba
雨ameにni流nagaれるreru
雨ameにni流nagaれるreru おんなonna傘gasa