私わたしが雪ゆきだった日ひ きっときれいだった
誰だれかをはしゃがせて 誰だれかを凍こおらせた
私わたしが雪ゆきだった日ひ とてもさみしかった
世界せかいのひろがりを 埋うめられなかったから
あたたかい雪ゆきに もう一度いちどなるわ
あなたの心こころに もう一度いちど降ふるわ
めざめる前まえに 溶とけて沁しみて
疲つかれきったいのちを うるおすため
私わたしが雪ゆきだった日ひ 軽かるく風かぜに舞まえた
私わたしの輝かがやきも 空そらまで届とどいたから
私わたしが雪ゆきだった日ひ とても哀かなしかった
やさしい雨あめになる 夢ゆめが幻まぼろしだったから
あたたかい雪ゆきに もう一度いちどなるわ
あなたの心こころに もう一度いちど降ふるわ
こごえた都会まちの その片かたすみ
春はるを待まついのちを 育そだてるため
雪ゆきどけ頃ごろに 思おもい出だして
ふくらんだつぼみに 私わたしがいる
ふくらんだつぼみに 私わたしがいる
私watashiがga雪yukiだったdatta日hi きっときれいだったkittokireidatta
誰dareかをはしゃがせてkawohasyagasete 誰dareかをkawo凍kooらせたraseta
私watashiがga雪yukiだったdatta日hi とてもさみしかったtotemosamishikatta
世界sekaiのひろがりをnohirogariwo 埋uめられなかったからmerarenakattakara
あたたかいatatakai雪yukiにni もうmou一度ichidoなるわnaruwa
あなたのanatano心kokoroにni もうmou一度ichido降fuるわruwa
めざめるmezameru前maeにni 溶toけてkete沁shiみてmite
疲tsukaれきったいのちをrekittainochiwo うるおすためuruosutame
私watashiがga雪yukiだったdatta日hi 軽karuくku風kazeにni舞maえたeta
私watashiのno輝kagayaきもkimo 空soraまでmade届todoいたからitakara
私watashiがga雪yukiだったdatta日hi とてもtotemo哀kanaしかったshikatta
やさしいyasashii雨ameになるninaru 夢yumeがga幻maboroshiだったからdattakara
あたたかいatatakai雪yukiにni もうmou一度ichidoなるわnaruwa
あなたのanatano心kokoroにni もうmou一度ichido降fuるわruwa
こごえたkogoeta都会machiのno そのsono片kataすみsumi
春haruをwo待maついのちをtsuinochiwo 育sodaてるためterutame
雪yukiどけdoke頃goroにni 思omoいi出daしてshite
ふくらんだつぼみにfukurandatsubomini 私watashiがいるgairu
ふくらんだつぼみにfukurandatsubomini 私watashiがいるgairu