まだ見ぬ君へ 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

かあさんは余計よけいな事ことして
見合みあい話ばなし 持もちかける
自分じぶんが思おもうよりも もっと
寂さびしそうに見みえるらしい
今いまごろ未来みらいの恋人こいびとは
どこで何なにをしてるやら
サボテンもコーヒーメーカーも
「まだかよ」って怒おこってる

とりあえず

まだ見みぬ君きみを想おもって
ラッシュにもまれたり
まだ見みぬ君きみを想おもって
部屋へやを掃除そうじしてみたり

自分じぶんのためだけに生いきるには
時間じかんはちょっと長ながくて
最近さいきんの僕ぼくは こんな風ふうに
過すごしています

古ふるい友達ともだちとこの前まえ
飲のんでた時ときに言いわれた
「おまえの理想りそうってひょっとして
高たかすぎるんじゃない?」って

「そうかもね」ってその場所ばしょは
笑わらってごましたけど
君きみと出会であうために生うまれて
来きたと言いいたいだけ

ばかだけど

まだ見みぬ君きみを想おもって
歯はをよく磨みがいたり
まだ見みぬ君きみを想おもって
犬いぬをシャンプーしてみたり

一緒いっしょにいるのに寂さびしく
なるような恋こいはもういいよ
愛あいのようなものじゃなくて
愛あいが僕ぼくは欲ほしいから

まだ見みぬ君きみよ 今いま僕ぼくは
がんばって 働はたらいてる
まだ見みぬ君きみよ 今いま僕ぼくは
がんばって 遊あそんでいる

一緒いっしょにいるのに寂さびしく
なるような恋こいはもういいよ
愛あいのようなものじゃなくて
愛あいをあげたいから

愛あいのようなものじゃなくて
愛あいをあげたいから