Theme Song 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

消防車しょうぼうしゃがサイレンを鳴ならし
真昼まひるの街まちを駆かけて行いく
耳みみを裂さくその音おとに僕ぼくは
なんとかならないの?と言いった

一緒いっしょにいた友達ともだちはそんなことを
言いうもんじゃないと窘たしなめる
大事だいじな人ひと乗のせ急いそぐ救急車きゅうきゅうしゃに
感謝かんしゃしたことがあると

僕ぼくははっとして軽かるはずみな
言葉ことばに反省はんせいしながら
こんな心こころない自分じぶんも
悲かなしいことに確たしかにいると知しった

今夜こんやも突然とつぜん夜よるの街まちに響ひびく
サイレンの音おとを聞ききながら
昼間ひるまの僕ぼくに教おしえるように言いう
この音おとは誰だれかが誰だれかを
助たすけに飛とんで行いく音おと
うるさいはずなんてないだろう?って

自分じぶんの番ばんが来くるまで本当ほんとうの
意味いみがわからないことがある
救急箱きゅうきゅうばこの絆創膏ばんそうこうとか
119とか110の数字すうじも

季節外きせつはずれの台風たいふうの前まえの
空そらを見みながら考かんがえる
人間にんげんはその番ばんが来くる前まえに
思おもいやることが出来できるいきものだ

無意識むいしきに出でたその軽かるはずみな
言葉ことばはあきれるほど自己中じこちゅうで
そう強敵きょうてきはなんでもない時ときに
現あらわれるそんな自分自身じぶんじしんだろう

今夜こんやも突然とつぜん夜よるの街まちに響ひびく
サイレンの音おとを聞ききながら
昼間ひるまの僕ぼくに教おしえるように言いう
この音おとは誰だれかが誰だれかを
助たすけに飛とんで行いく音おと
うるさいはずなんてないだろう?って

今夜こんやも突然とつぜん夜よるの街まちに響ひびく
サイレンの音おとを聞ききながら
昼間ひるまの僕ぼくに教おしえるように言いう
この音おとは誰だれかが誰だれかを
助たすけに飛とんで行いく音おと
例たとえるならヒーローのテーマソング