あなたを夕焼ゆうやけの詩うたにはしない
遠とおざかる想おもい出での人ひとにはしない
いつか あなたと見みたあの青あおい空そら
ずっと 抱だきしめて生いきてゆきます
過すぎ行ゆく季節きせつが変かわるよに
その空そらも ゆっくり暮くれてゆく
夕陽沈ゆうひしずむ時とき 悲かなしみは
きれいな茜あかねに 染そまるでしょう
あなたを読よみかけの本ほんにはしない
寄よせ書がきの片隅かたすみの言葉ことばにしない
私わたしが愛あいを 打うち明あけた時ときに
声こえをつまらせて 空そらを見上みあげた
少すこし潤うるんだ 瞳ひとみには
空そらの青あおさがにじんでた
何なにか言いいかけた唇くちびるを
今いまも想おもい出だす 空そらの下した
ふたりで見みていたあの空そらが
そっと教おしえてくれたこと
言葉ことばは言葉ことばに 出来できない時ときに
いちばん伝つたわる 言葉ことばになった
響ひびき続つづける 言葉ことばになった
あなたをanatawo夕焼yuuyaけのkeno詩utaにはしないnihashinai
遠tooざかるzakaru想omoいi出deのno人hitoにはしないnihashinai
いつかitsuka あなたとanatato見miたあのtaano青aoいi空sora
ずっとzutto 抱daきしめてkishimete生iきてゆきますkiteyukimasu
過suぎgi行yuくku季節kisetsuがga変kaわるよにwaruyoni
そのsono空soraもmo ゆっくりyukkuri暮kuれてゆくreteyuku
夕陽沈yuuhishizuむmu時toki 悲kanaしみはshimiha
きれいなkireina茜akaneにni 染soまるでしょうmarudesyou
あなたをanatawo読yoみかけのmikakeno本honにはしないnihashinai
寄yoせse書gaきのkino片隅katasumiのno言葉kotobaにしないnishinai
私watashiがga愛aiをwo 打uちchi明aけたketa時tokiにni
声koeをつまらせてwotsumarasete 空soraをwo見上miaげたgeta
少sukoしshi潤uruんだnda 瞳hitomiにはniha
空soraのno青aoさがにじんでたsaganijindeta
何naniかka言iいかけたikaketa唇kuchibiruをwo
今imaもmo想omoいi出daすsu 空soraのno下shita
ふたりでfutaride見miていたあのteitaano空soraがga
そっとsotto教oshiえてくれたことetekuretakoto
言葉kotobaはha言葉kotobaにni 出来dekiないnai時tokiにni
いちばんichiban伝tsutaわるwaru 言葉kotobaになったninatta
響hibiきki続tsuduけるkeru 言葉kotobaになったninatta