心こころがこなごな こわれた私わたし
体からだもさらさら 砂すなになりたい
春はるになっても まだ寒さむい
北きたの砂丘さきゅうを ただひとり
日本海にほんかいから 吹ふく風かぜで
砂すなのつぶてが 頬ほほをうつ
うらんでいうのじゃ ありません
恋こいでこの身みが 燃もえつきました
山陰本線さんいんほんせん 夜よるの汽車きしゃ
明あけて砂丘さきゅうの 砂すなもよう
指ゆびの間あいだを 音おともなく
砂すながこぼれて 行ゆきました
まるで私わたしの しあわせと
同おなじようねと つぶやいた
あなた以上いじょうの いいひとに
会あえるのぞみが 持もてないのです
山陰本線さんいんほんせん 夜よるの汽車きしゃ
明あけて砂丘さきゅうの 砂すなもよう
心こころがこなごな こわれた私わたし
体からだもさらさら 砂すなになりたい…
心kokoroがこなごなgakonagona こわれたkowareta私watashi
体karadaもさらさらmosarasara 砂sunaになりたいninaritai
春haruになってもninattemo まだmada寒samuいi
北kitaのno砂丘sakyuuをwo ただひとりtadahitori
日本海nihonkaiからkara 吹fuくku風kazeでde
砂sunaのつぶてがnotsubutega 頬hohoをうつwoutsu
うらんでいうのじゃurandeiunoja ありませんarimasen
恋koiでこのdekono身miがga 燃moえつきましたetsukimashita
山陰本線saninhonsen 夜yoruのno汽車kisya
明aけてkete砂丘sakyuuのno 砂sunaもようmoyou
指yubiのno間aidaをwo 音otoもなくmonaku
砂sunaがこぼれてgakoborete 行yuきましたkimashita
まるでmarude私watashiのno しあわせとshiawaseto
同onaじようねとjiyouneto つぶやいたtsubuyaita
あなたanata以上ijouのno いいひとにiihitoni
会aえるのぞみがerunozomiga 持moてないのですtenainodesu
山陰本線saninhonsen 夜yoruのno汽車kisya
明aけてkete砂丘sakyuuのno 砂sunaもようmoyou
心kokoroがこなごなgakonagona こわれたkowareta私watashi
体karadaもさらさらmosarasara 砂sunaになりたいninaritai…