誰だれもいない 夏なつの終おわり 夕立ゆうだち 雨宿あまやどり
濡ぬれて 透すけそうな本音ほんね はかりあぐねていた
髪かみを伝つたい 雫落しずくおちる まさにその刹那せつなに
どちらからともなく 会話かいわ 無理矢理むりやり 塞ふさいだ
青天せいてんの霹靂へきれき 越こえてく境界線きょうかいせん
その一瞬いっしゅんは 何なにもかも 分わかり合あえた様ようなフリして
そして ただ 重かさね合あう 互たがいを
はやる気持きもち 膨ふくれ上あがる 積乱雲せきらんうんのようで
けれど 肌はだに張はり付つく不安ふあん 拭ぬぐえずにいた
舌先したさきの甘あまいしびれ 噛かんで確たしかめてみる
惑とまどい 揺ゆれる 視線しせんのわけ 教おしえてくれよ
ひと夏なつの経験けいけん つんざくような雷鳴らいめい
その一瞬いっしゅんの 閃光せんこうに ひどく虚むなしさがこみ上あげて
そして また 見失みうしなう 互たがいを
突然とつぜんの雨あめに 必然ひつぜんの雨あめに 打うたれて 沈しずんでゆくんだ
やがて跡形あとかたもなく 消きえてしまうなら
なぜ 交まじわるんだろう
青天せいてんの霹靂へきれき 捨すて去さる境界線きょうかいせん
その一瞬いっしゅんで ためらいも 打算ださんも 燃もえ尽つきるくらいに
今いまは ただ 重かさね合あう 互たがいを
誰dareもいないmoinai 夏natsuのno終oわりwari 夕立yuudaちchi 雨宿amayadoりri
濡nuれてrete 透suけそうなkesouna本音honne はかりあぐねていたhakariaguneteita
髪kamiをwo伝tsutaいi 雫落shizukuoちるchiru まさにそのmasanisono刹那setsunaにni
どちらからともなくdochirakaratomonaku 会話kaiwa 無理矢理muriyari 塞fusaいだida
青天seitenのno霹靂hekireki 越koえてくeteku境界線kyoukaisen
そのsono一瞬issyunはha 何naniもかもmokamo 分waかりkari合aえたeta様youなnaフリfuriしてshite
そしてsoshite ただtada 重kasaねne合aうu 互tagaいをiwo
はやるhayaru気持kimoちchi 膨fukuれre上aがるgaru 積乱雲sekiranunのようでnoyoude
けれどkeredo 肌hadaにni張haりri付tsuくku不安fuan 拭nuguえずにいたezuniita
舌先shitasakiのno甘amaいしびれishibire 噛kaんでnde確tashiかめてみるkametemiru
惑tomadoいi 揺yuれるreru 視線shisenのわけnowake 教oshiえてくれよetekureyo
ひとhito夏natsuのno経験keiken つんざくようなtsunzakuyouna雷鳴raimei
そのsono一瞬issyunのno 閃光senkouにni ひどくhidoku虚munaしさがこみshisagakomi上aげてgete
そしてsoshite またmata 見失miushinaうu 互tagaいをiwo
突然totsuzenのno雨ameにni 必然hitsuzenのno雨ameにni 打uたれてtarete 沈shizuんでゆくんだndeyukunda
やがてyagate跡形atokataもなくmonaku 消kiえてしまうならeteshimaunara
なぜnaze 交majiわるんだろうwarundarou
青天seitenのno霹靂hekireki 捨suてte去saるru境界線kyoukaisen
そのsono一瞬issyunでde ためらいもtameraimo 打算dasanもmo 燃moえe尽tsuきるくらいにkirukuraini
今imaはha ただtada 重kasaねne合aうu 互tagaいをiwo