月つきを見みてさえ 吉きちさま恋こいし
まして逢あえなきゃ なおさらに
泣ないて畳たたんだ 折鶴おりづるだいて
娘むすめ十六じゅうろく 恋こいごころ
忍しのぶ小路こうじの 足音あしおときけば
胸むねは早鐘はやがね みだれ打うち
紅べにを散ちらした 顔かおのぞかれて
知しらぬふりする はずかしさ
夢ゆめも七しちいろ 吉きちさま参まいる
醒さめて悲かなしい 小夜嵐さよあらし
娘むすめごころは 燃もえてるものを
ままにならない 恋こい模様もよう
月tsukiをwo見miてさえtesae 吉kichiさまsama恋koiしshi
ましてmashite逢aえなきゃenakya なおさらにnaosarani
泣naいてite畳tataんだnda 折鶴oriduruだいてdaite
娘musume十六juuroku 恋koiごころgokoro
忍shinoぶbu小路koujiのno 足音ashiotoきけばkikeba
胸muneはha早鐘hayagane みだれmidare打uちchi
紅beniをwo散chiらしたrashita 顔kaoのぞかれてnozokarete
知shiらぬふりするranufurisuru はずかしさhazukashisa
夢yumeもmo七shichiいろiro 吉kichiさまsama参maiるru
醒saめてmete悲kanaしいshii 小夜嵐sayoarashi
娘musumeごころはgokoroha 燃moえてるものをeterumonowo
ままにならないmamaninaranai 恋koi模様moyou