車道しゃどうから雨あめの音おと 窓まどガラスに映うつる黄色おうしょく
あの日ひから動うごかない 生乾なまがわきの時ときを泳およぐ
手てすりベランダ何なにかが在あった痕あと 君きみが忘わすれた涙なみだの後あと 嗚呼ああ 微かすかな笑えみを浮うかべた後あと、耳みみを塞ふさいだ
靄もやがかかる街まち カーテンが揺ゆれてた 鳥とりのやうに そう 鳥とりのやうに
流ながれ 朝あさの音ねを聞きくのなら 燃もゆるは靄もやの斜影しゃえい
悲かなしみは雨あめの音おと 喪失そうしつが疼うずく色彩しきさい
あの日ひから動うごかない 閉とざされた扉とびらを叩たたく
君きみの唇くちびる 聞きこえたクラクション 柔やわらかな羽はねで飛とんでく 嗚呼ああ「さよなら」か「ありがとう」か 分わからないまま
荒あれ果はてた部屋へやで ゆらりゆらりとシャツを纏まとい 会あいにいくよ さあ 会あいにいくよ
靄もやがかかる街まち カーテンが揺ゆれてた 鳥とりのやうに そう 鳥とりのやうに
流ながれ 朝あさの音ねを聞きくのなら 燃もゆるは靄もやの斜影しゃえい
車道syadouからkara雨ameのno音oto 窓madoガラスgarasuにni映utsuるru黄色ousyoku
あのano日hiからkara動ugoかないkanai 生乾namagawaきのkino時tokiをwo泳oyoぐgu
手teすりsuriベランダberanda何naniかがkaga在aったtta痕ato 君kimiがga忘wasuれたreta涙namidaのno後ato 嗚呼aa 微kasuかなkana笑eみをmiwo浮uかべたkabeta後ato、耳mimiをwo塞fusaいだida
靄moyaがかかるgakakaru街machi カkaーテンtenがga揺yuれてたreteta 鳥toriのやうにnoyauni そうsou 鳥toriのやうにnoyauni
流nagaれre 朝asaのno音neをwo聞kiくのならkunonara 燃moゆるはyuruha靄moyaのno斜影syaei
悲kanaしみはshimiha雨ameのno音oto 喪失soushitsuがga疼uzuくku色彩shikisai
あのano日hiからkara動ugoかないkanai 閉toざされたzasareta扉tobiraをwo叩tataくku
君kimiのno唇kuchibiru 聞kiこえたkoetaクラクションkurakusyon 柔yawaらかなrakana羽haneでde飛toんでくndeku 嗚呼aa「さよならsayonara」かka「ありがとうarigatou」かka 分waからないままkaranaimama
荒aれre果haてたteta部屋heyaでde ゆらりゆらりとyurariyuraritoシャツsyatsuをwo纏matoいi 会aいにいくよiniikuyo さあsaa 会aいにいくよiniikuyo
靄moyaがかかるgakakaru街machi カkaーテンtenがga揺yuれてたreteta 鳥toriのやうにnoyauni そうsou 鳥toriのやうにnoyauni
流nagaれre 朝asaのno音neをwo聞kiくのならkunonara 燃moゆるはyuruha靄moyaのno斜影syaei