木枯こがらし街路樹がいろじゅの落おち葉ばを転ころがす
どんより曇くもり空ぞら 冬ふゆが近ちかづくよ
溜ため息いきが白しろい霧きりを作つくり
すれ違ちがう肩かたの風かぜに吹ふかれ
なぜ今いまを生いきているのかも
わからないまま時ときが過すぎ
誰だれでも見みえない胸むねの傷きず
コートの中なかに隠かくして漂ただよってる 枯かれ葉はさ
氷こおりの箱はこの中なか僕ぼくは立たっている
すべてが溶とけるまで僕ぼくはこの中なかに
背せをまるめ人混ひとごみを彷徨さまよい
色いろのない街まちをただ振ふり向むく
なぜ今いまここにいるのかさえ
思おもい出だすのも空むなしくて
信しんじられるやさしささえも
臆病おくびょうな目めを伏ふせてゆく
なぜ今いまを生いきているのかも
わからないまま時ときが過すぎ
誰だれでも見みえない胸むねの傷きず
コートの中なかに隠かくして漂ただよってる 枯かれ葉はさ
氷こおりの箱はこの中なか僕ぼくは立たっている
すべてが溶とけるまで僕ぼくはこの中なかに
木枯kogaらしrashi街路樹gairojuのno落oちchi葉baをwo転koroがすgasu
どんよりdonyori曇kumoりri空zora 冬fuyuがga近chikaづくよdukuyo
溜taめme息ikiがga白shiroいi霧kiriをwo作tsukuりri
すれsure違chigaうu肩kataのno風kazeにni吹fuかれkare
なぜnaze今imaをwo生iきているのかもkiteirunokamo
わからないままwakaranaimama時tokiがga過suぎgi
誰dareでもdemo見miえないenai胸muneのno傷kizu
コkoートtoのno中nakaにni隠kakuしてshite漂tadayoってるtteru 枯kaれre葉haさsa
氷kooriのno箱hakoのno中naka僕bokuはha立taっているtteiru
すべてがsubetega溶toけるまでkerumade僕bokuはこのhakono中nakaにni
背seをまるめwomarume人混hitogoみをmiwo彷徨samayoいi
色iroのないnonai街machiをただwotada振fuりri向muくku
なぜnaze今imaここにいるのかさえkokoniirunokasae
思omoいi出daすのもsunomo空munaしくてshikute
信shinじられるやさしささえもjirareruyasashisasaemo
臆病okubyouなna目meをwo伏fuせてゆくseteyuku
なぜnaze今imaをwo生iきているのかもkiteirunokamo
わからないままwakaranaimama時tokiがga過suぎgi
誰dareでもdemo見miえないenai胸muneのno傷kizu
コkoートtoのno中nakaにni隠kakuしてshite漂tadayoってるtteru 枯kaれre葉haさsa
氷kooriのno箱hakoのno中naka僕bokuはha立taっているtteiru
すべてがsubetega溶toけるまでkerumade僕bokuはこのhakono中nakaにni