泉州春木港 歌詞 鳥羽一郎 ふりがな付

五人ごにんも伜せがれがありながら
ひとりも船ふねに乗のるヤツが
いないと悔くやんで涙なみだぐむ
泉州せんしゅう春木はるき港こうの 髭ひげおやじ
鴎かもめ相手あいてに呑のむ地酒じざけ
なんで男おとこの気持きもちがわかる
ヨーホホイ ヨーホホイ ああ…

地車だんじり祭まつりの宵宮よいみやで
みそめて惚ほれて五十ごじゅう年ねん
時化しけの日ひ 凪なぎさの日ひ つれそうた
泉州せんしゅう春木はるき港こうの 恋女房こいにょうぼう
網あみを引ひこうか 船ふね出だそか
オレを支ささえたお前まえのために
ヨーホホイ ヨーホホイ ああ…

立派りっぱな稼業かぎょうといわないが
命いのちをかけた今日きょうまでの
漁師りょうしの心こころをついでくれ
泉州せんしゅう春木はるき港こうの 兄弟きょうだいよ
陸おかで女おんなのケツ追おうて
馬鹿ばかをみるなよ どっしり生いきろ
ヨーホホイ ヨーホホイ ああ…